概要
属名は「南の猿」を意味する。1924年に模式種アフリカヌス種が命名されて以来、現在までに8種が知られている。より古いラミダス猿人ことアルディピテクスが発見されるまでは、最古の人類とされていた。
身長120〜140cm、脳容積500ml(現代人の35%程)とチンパンジーと同じくらいだが、類人猿のようなナックルウォーキングによる四足歩行はせず、直立二足歩行で行動できた。食性は類人猿同様に植物食寄りの雑食だが、最後期の種・ガルヒ種は原始的な石器を使用していた可能性が示唆されている。
最も有名なのはアファール猿人とも呼ばれるアファレンシス種で、中でも著名な標本であるルーシーはビートルズの楽曲に由来して名付けられた。
関連タグ
巨大猿人ギガンテス…正式学名がアウストラロピテクス・ギガンテスという架空の種となっている。