ハイドライド
はいどらいど
T&Eソフトから発売されたコンピュータ・ロールプレイングのシリーズ。
解説
アクティブ(アクション)RPGの黎明期の1作。
PC-88、PC-98、X1、MSXなどの機種用に全三作が発売された。
同様のインターフェイス(体当たりによる戦闘)を持つイースよりこちらのほうが先なので、間違えるとファンが怒るといわれている(またファミコンの移植作であるハイドライドスペシャルは、第一作目をベースにIIの要素を取り入れたもので、自称とかアーケード移植を除くファミコン最初のRPGである)。
なお、PC-88版は発売後2年間はランキングに掲載され続けるという大ヒットとなっている。
ちなみに続編(ハイドライドⅡやハイドライド3)およびほかの機種への移植作品の関係はパラレルワールドという扱いである。これは、本来このゲームは一話完結という形という形で作成されたこと、ほかの機種への移植に関してはそのパソコンでできることとできないことがあるため、物語や設定が変更されることがあったからであるとされる。
ちなみに
- このゲーム、実はT&Eソフト副社長の無茶振りから生まれたという説がある。いわく「絵の動かないゲームはやりたくない」「アクション要素のあるRPGを」と言われたとのこと。
- このタグで戦車のイラストが存在するが、これは砂漠のウサギという作品に登場するハイドライド巡航戦車という架空の戦車である。
砂漠のウサギの作者に確認を取ったわけではないので不明であるが、このゲームからとったか、あるいはパラレルワールドの関係にある(この作品は実は第二次世界大戦中の架空国家のアフリカ戦線のお話であるが、架空国家の名称がフェアリーランド)のかもしれない。
- このゲームの続編とされるハイドライドIIは家庭用ゲーム機への移植に恵まれていない。逆にハイドライド3は家庭用移植に恵まれている(ファミリーコンピュータおよびメガドライブ)