ルクー

るくー

ルクーとは、ウルトラマンガイアに登場する怪獣である。

データ

第29話「遠い町・ウクバール」

正式名称は「ルクーリオン」で、架空の街である空中都市「ウクバール」の守護神のようなもの。

頭部には顔が無い代わりに回転する物体が存在しており、シンバルのような足音を立てる。怪力の持ち主で、ウルトラマンガイアの制止をも物ともしない。

自らをウクバールから来たという謎の男、永田の生家に飾ってあったカレンダーに描かれている怪獣と同じ外見をしており、ウクバールから自分を迎えに来たと永田は言っていたが真相は不明。

最期はクァンタムストリームを受ける寸前にウクバールのサイレンが鳴ったため、「ウクバールではサイレンが鳴ると皆家路につく」という永田の言葉通り消滅し、それと同時に永田も消えた。

永田が語っていた空中都市で、劇中では永田の家のカレンダーに描かれていた空に浮かんでいる都市。

永田曰く

1.何時も風が吹いており、空には大きな塔や風車が並んでおり、風が吹くたびにカラカラ音を立てて回っている。

2.階段がなく、塔に出入りするときは梯子を使う必要がある。

3.楽団があり、太鼓や笛の音がするという。

4.時には雲に入ってしまうときがある。

5.時計がなく、夕方5時になるとサイレンが鳴る。すると大人は仕事を辞め、子供は遊ぶのを辞めて家路につく。

といった町らしい。

ちなみに、イラクとアルジェリアにも同名の都市が存在する。

今でも多くの人々に夢を与えているウルトラシリーズ、そして永田が夢見るきっかけとなったのは1966年のカレンダーといった繋がりがある。