概況
オリファー・ノイエが隊長を務めるリガ・ミリティアのモビルスーツ隊。シュラクは英語でモズ(shrike)を意味する。
隊長のオリファー以外の全員が女性であり、彼の趣味かスカウトして了承したのが全員女性だったのか。
その詳細は定かではないが、物語の中盤からストーリーの中核を担うことになる。
シュラク隊の死に様が視聴者(特に子供)に対しては強大なトラウマを与えたため、
Vガンダムと言えば「人間(特にシュラク隊)達が無残に殺される」という印象を強く植え付ける結果となった。
が、その事が逆にキャラクター一人一人に強い印象が残りファンを生み出すきっかけになっている。
なお補充要員を入れてもなお犠牲は絶えず、最終決戦においてコニー・フランシスの戦死をもって全滅した。
一説には、富野監督による美女を惨たらしいやり方で殺すことによる視聴者及びスポンサーへの『嫌がらせ』だったとも言われている。
シュラク隊メンバー
オリファー・イノエ
シュラク隊初代隊長を努め、リガ・ミリティアの中では唯一の男性パイロットである。(ガンイージのロメロは除く)。シュラク隊が全員女性だったので恋人マーペットからはいろいろ誤解されたものの和解してコロニー内で無事結婚した。MSパイロットとしての腕は高いが、トマーシュやオデロを育成したりするなどMS教官としても活躍する。最期はV2のコアファイターでクロノクルの乗るタイヤ型戦艦アドラステアに特攻して命を落とす。死後はクルー全員によって葬儀が行われた。
ジュンコ・ジェンコ
オリファー亡き後隊長を努める。詳しくはジュンコ・ジェンコにて。
マヘリア・メリル
戦闘時に頬に付ける赤い化粧が特徴。幼少期に弟を失ったため、面影と重なったウッソとは良く交流し、「親孝行しなさい」と励ました。ジブラルタル攻防戦においてウッソを襲ったトムリアットに攻撃をかけるが返り討ちに遭い、戦死する。
ヘレン・ジャクソン
ジュンコとは付き合いが長く、荒々しい戦い方から彼女からは一番シュラク隊に合う人物と言われるが、皮肉にも一番最初の戦死者となる。
ケイト・ブッシュ
マスドライバーを支えて死んだ人。詳しくはケイト・ブッシュにて。
ユカ・マイラス
元地球連邦軍のパイロットで、自分が所属していたバクレ隊が自分以外全滅した為「死神」の異名を持つ。最期はウッソにエンジェルハイロゥに突入させるためカテジナ乗るゴドラタンに攻撃をかけるが、背後から撃たれ戦死した。
ペギー・リー
シュラク隊の中では最も技量が高く、ルペ・シノの乗るトムリアットをコクピットを破壊せずに撃破した。コンティオとの戦闘で怪我を負いながらも半壊したガンイージでザンスカール本国に潜入し、女王マリアを人質に取ったウッソをマーペットと共に援護するが、激怒したクロノクルにたち塞がれウッソを庇う形で死んだ。
コニー・フランシス
三代目隊長。詳しくはコニー・フランシスにて。
フランチェスカ・オハラ(フラニー)
カテジナさんからトチ狂ってお友達にでもなりに来たのかいと言われた女。詳しくはフランチェスカ・オハラにて。
ミリエラ・カタン
フラニーと共に配属された。フラニーとは戦友として仲が良かったが、フラニーを撃破したゴドラタンに激怒しながら襲いかかるが、返り討ちに遭い戦死した。
メルクリン
シュラク隊にはもう一人メルクリンという人物がメンバーとしている。
しかしキャラクターの名前と搭乗機体がガンブラスターという事だけしか分かっておらず
性別、容姿、声などは一切不明。
34話にて特攻し、死亡している。