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フランチェスカ・オハラ

ふらんちぇすかおはら

フランチェスカ・オハラとは、『機動戦士Vガンダム』の登場キャラクター。後期シュラク隊のメンバーである。
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「そこの!味方をするつもりのキャノン!……?何!?け…」


CV:石川寛美


概要編集

リーンホースJr.所属のMS部隊であるシュラク隊の補充メンバーの一人。

フラニーという愛称がある。

搭乗機はVガンダムヘキサ、及びVダッシュガンダムヘキサ

同期のミリエラ・カタンとは気の合うコンビ。

アニメ本編での初登場は第31話であるが、登場から暫くの間は台詞を与えてもらえず、何と劇中で台詞を初めて発したのは第41話である。

このため、漫画家のことぶきつかさ氏からはパロディー漫画『いけ!いけ!ぼくらのVガンダム!!』の作中で「この人誰?誰か教えてくれ」と書かれていた。


ウッソ・エヴィンに対しては、彼の可愛さのあまり小悪魔的で意地悪なお姉さん」としてミリエラと共によくからかっている一方で、ウッソが母のミューラ・ミゲル悲惨な死を目の当たりにした現場に居合わせていた事もあり、シュラク隊のメンバー中でも特に彼の様子を気にかけてもおり、後にミリエラからその事を何かとからかわれている。

センシティブな作品

戦闘後にお世辞のつもりで「綺麗なお姉さんに囲まれて興奮した」と、つい口を滑らせたウッソに対してはMS越しに「このこの~」的な感じでガシガシと叩いた後、帰投したリーンホースJr.のドック内でもミリエラと二人がかりで「私とミリエラの、どっちが綺麗なお姉さんなんだい?」と挟み撃ちにして「オラオラ~」と胸(おっぱい)を強調して押し付けるなど、やや大胆な一面もあった。

この光景を一部始終見ていたエリシャ・クランスキーは、二人のお姉さんからのお色気攻撃ですっかりくたびれ果てたウッソを見て「相当搾られたのね」と評し、後でこの話を聞いたシャクティ・カリンは妬けて怒ってしまうのだった。


劇中での活躍編集

第31話、月面シュラク隊の補充メンバーとしてリーンホースJr.に合流し、ザンスカール帝国バイク戦艦により編成したモトラッド艦隊とラステオ艦隊によって展開した『地球クリーン作戦』に対抗すべく、Vガンダムヘキサのパイロットとしてコニー・フランシスユカ・マイラスらと共に戦った。

第41話で宇宙に上がった直後、タシロ艦隊所属のファラ・グリフォン中佐が駆るザンネックが率いたジャバコ部隊と交戦し苦戦するも、ウッソのV2ガンダムのカバーによりこれを撃破し、戦闘後にミリエラと二人で上述したウッソへの「可愛がり」を行う。

第42話では新兵器として完成したばかりのメガビームシールドをVダッシュガンダムヘキサで使用するが、出力不足から機体が耐えられずオーバーロードを起こした結果、機体が自壊して爆発してしまい間一髪で機外へと脱出する。

機体の爆発後に無傷で漂っていたメガビームシールドの上に乗って遭難しかけるが、この時の「戦場を物思いに耽りながら漂流するシーン」の絵面の美しさはファンの間では語り草になっている。

この時に、機体を制御できなかったことに自身の能力の限界を感じ、逆にウッソに対しては「あの子になら出来るのだろうか?」と彼がスペシャルであることを実感していた。

そしてフラニーはオデロ・ヘンリークの駆るガンブラスターによって救助され、メガビームシールドはルペ・シノの駆るブルッケングに苦戦するウッソのV2ガンダムへと届けられた。

その後はウッソらホワイトアーク隊の面々の実力を認め、自身は後方から彼等を積極的にサポートすることに徹する決意をする。


最終決戦まで生き残るフラニーだったが、第50話でエンジェル・ハイロゥから聴こえる歌声(シャクティの“祈り”)に精神を乱されて錯乱状態となり自軍の要塞であるエンジェル・ハイロゥへ攻撃をし始めたカテジナ・ルースの乗るゴトラタンを見て、これを造反したものだと勘違いして同盟を求めようと不用意に近づいたところをゴトラタンのメガ・ビームキャノンの砲身で薙ぎ払われてしまう。

不意を突かれた強烈な一撃によりVダッシュガンダムヘキサはなす術もなく爆散、フラニーは敢えなく戦死した。

カテジナからは とち狂ってお友達にでもなりに来たのかい? と吐き捨てられてしまった。



関連タグ編集

機動戦士Vガンダム

シュラク隊

フラニー

ミリエラ・カタン

Vダッシュガンダムヘキサ

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