「きれいに生きるって、一生懸命生きるってことかしら!?」
CV:柳沢三千代
概要
静止軌道上に位置する巨大な太陽発電衛星である『ハイランド』に住んでいた子供たちの一人。15歳。
普段は思慮深いが、いざ事が起きたときには能動的な活躍を見せる少女。
妹のマルチナ・クランスキーとの2人姉妹である。
ザンスカールに占領されていたハイランドの開放をきっかけに、リガ・ミリティアに参加するようになる。ホワイトアークでは通信士を担当する。
戦争の最中に、生まれて初めて降り立った地球の環境に馴染めず、海の匂いを「生き物が死んで腐った臭い」だと嫌悪して怯える様な弱気な一面もあった。
後にオデロ・ヘンリークと恋仲となり、偵察任務中にこっそり二人きりでデートしてガンブラスターのコックピット内で彼から告白された際に「お守り」だとして『鯨のペンダント』を渡されるが、これが彼の形見となった。
名言・迷言
「あ、おちんちん…」
第29話「新しいスーツV2」より。
台詞そのままの意味である。
前話でベスパが接収したマケドニアコロニーにて、カテジナ・ルースの駆るゲドラフに追い詰められて捕虜になっていたウッソ・エヴィンは、苦肉の策でオデロ・ヘンリーク達が送り込んだハロとフランダースの協力もあり、Vガンダムのコア・ファイターを全裸で操縦して逃げ出したのだが…。
損傷したコア・ファイターの空気漏れによる酸素不足で気絶しかけていたウッソだったが、間一髪でV2ガンダムを月から運んできたホワイトアークに救出される。
この時に、全裸状態のウッソをマルチナと二人で救助した際の台詞である。
マルチナ 「あー!ウッソ、みんな裸なんだ!」
エリシャ 「こういうのを裸っていうんでしょ!」
エリシャ 「あ、おちんちん……」
良くも悪くも当時の視聴者が印象に残っているであろう台詞の一つで、子供と大人では捉え方が違う。
ちなみに、ウッソが全裸になったのはあの人の「恐ろしい拷問」のせい。
エリシャは思わず言葉を発しているが、マルチナもマルチナで天然だったりする(上記の「みんな裸なんだ!」という台詞の「みんな」はいらないと思うが……)。
「相当搾られたのね…」
第41話「父のつくった戦場」より。
シュラク隊の追加メンバーであるフランチェスカ・オハラとミリエラ・カタンが駆るVガンダムヘキサを戦闘中にV2ガンダムでカバーしたウッソ。
苦戦していた彼女達に思わず労いのつもりで言葉をかけたウッソだが、これを「子供のクセに、いっちょまえにマセた口を利く」と返されてしまう。
戦闘後にフラニーとミリエラの二人は、ウッソの増長防止のため、「生意気」だと称して「修正」と「尋問」を行うのだった。
この場面を一部始終見ていたエリシャが、くたびれて戻って来たウッソを見て述べた感想。