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「ジン・ジャハナム閣下が、そうお考えなら!」

「遅かったなぁ!」


解説編集

CV:加藤治


地球連邦軍に所属する軍人で階級は大尉。55歳。通称「ゴメス艦長」。

カミオン隊をジブラルタルに輸送する任務を請け負っていた。


本編初登場は11話。かつては、給料泥棒と揶揄されるほどのやる気の無い人物であった。だが、シュラク隊のヘレン・ジャクソンの死を目の当たりにしてからはリガ・ミリティアがただの抵抗運動でないことを知って、態度を一変させた。(初登場時は独特な訛りがあったが、物語が進むにつれ無くなっていった。)


その後は指揮官として優れた才能を発揮し、リーンホースリーンホースJrの艦長を務めて各地を転戦し駆け抜けて行く。ウッソを始めとした若者のアイディアや意見を取り入れていったり、赤子のカルルがニュータイプと呼ばれるものであることを知ると、面倒を見ているシャクティの話を聴いたりとかなり柔軟な思考を持っていることが明かされる。(また、カルルが眠っている時に大声で操舵士に指示してしまった際には、『起こしちゃったかな?』と気を遣ったりする微笑ましい一面もある。


人生の先輩としても『危険なことをするんじゃあない!』と危険なことをする人生の後輩にキチンと叱る強い責任感を持っていて、作戦に関係ない単独行動を起こしたウッソに鉄拳制裁を行った(宙空間における作戦に無関係の単独行動がどれほど危険な行為なのかを教えこんだ)。ウッソは以前にオリファーからも鉄拳制裁を受けており、その時のオリファーが「父さんが怒る時と同じ顔」とウッソが評していた上に軍隊の命令口調で叱ったのに対し、ゴメス艦長の場合は上記の台詞から「悪いことをした子供を叱る(一昔前の)近所のおじさん」のそれに当てはまる。


エンジェル・ハイロゥ攻防戦にて、奮戦をするがリーンホースも刀折れ矢尽きた状態になってしまう。

残された武器を使用するためにジン・ジャハナムが下した決断に同意。若者達を退艦させ、リーンホースJr.の最後の武器【ビームラム】を起動させて、モトラッド艦隊の旗艦アドラステアに特攻する。その直前にジャバコの攻撃によってブリッジを撃破されゴメス共々は戦死したが特攻は成功し、モトラッド艦隊を壊滅させた。この直前のカットはゴメスの視点となっており、一瞬画面がかすむ演出がある。次のカットでゴメス自身も負傷していることがわかるため、まさしく最後の力を振り絞っての特攻だった。


ある話では彼はかつてはMSパイロットでアフリカのAAAA(フォーアベンジャー)隊に所属していたと言う。そのため実戦馴れしており、カイラスギリー攻防戦でスクイードに乗り込み、白兵戦を行う際はジン・ジャハナム(影武者)が狼狽えていたのに対し余裕の笑みを浮かべ、最前線で檄を飛ばし指揮を執る勇猛果敢な姿を見せている。


なお、初期デザインは腐りきった連邦軍人にしては格好良すぎるという理由で没になり、現在のやる気なさげなおじさん的デザインに改められた。没になった旧デザインは引越公社のマンデラ・スーンに手を加えられた上で流用されたという。


関連タグ編集

機動戦士Vガンダム スーパーロボット大戦 リーンホースJr 艦長 地球連邦軍

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