概要
一式揃えて装備した姿は忍者か暗殺者を彷彿とさせるビジュアルになり、スリムな見た目は人気も高い。「和」の印象も漂い、同素材または倭刀タイプな太刀か双剣と合わせたくなる雰囲気である。
実際、付属性能は素早さ重視である。
グレード関係はちょっとややこしい。
下位 | 上位 | G級 | |
---|---|---|---|
MHP2G 原種 | ナルガS | ナルガX | |
MHP3 原種 | ナルガ | ナルガS | |
MHP3 亜種 | ナルガU | ||
MH3G 原種 | ナルガ | ナルガX | |
MH3G 亜種 | ナルガZ | ||
MH3G 希少種剣士 | 月光 | ||
MH3G 希少種ガンナー | 白影 | ||
MH4 交換素材 | ナルガ |
MHP2Gでは上位からの登場なので、無印はない。
MHP3では下位から登場。原種はMHP2Gから上の表で1列左にずらす感じとなる。
MH3Gでは再び上位から。MHP3から上の表で1列右にずらす感じとなるが、
上位原種のグレードは、MHP2GはSが付いていたのに、MH3Gではなぜか無印。
Sシリーズの頭防具はフェイスガード系の箇所で顔が覆われるが、Xシリーズでは顔がオープンになるため、イラストで描かれる際は顔の表情も出しやすいXシリーズが人気の様。
なお、頭防具を装備すると黒髪長髪に見えるが、これはハンター自身の髪色ではなく頭防具の色であり、黒毛などの迅竜素材を使っていると思われる。
頭防具によっては猫耳なパーツがあったりするが、Xシリーズだと「Xキャップ」しかない。
エロ装備
ナルガ装備最大の特徴といえば女性版のボディライン全開なセクシー度。
胸部はベルト状のパーツ二本が交差したブラ状防具で、腹部は網目状。つまりはほとんど腹部露出といっても過言ではない。
そして下半身は帯の布と腿の装備で隠れてはいるものの、はっきり言ってビキニである。
更に、腋と内股まで露出、頭パーツ次第なら猫耳のオマケまでついてくる。
このような露出度の高さから、キリン装備に並ぶエロ装備として名が高い。
全体的なカラーリングが黒なので、「白のキリン、黒のナルガ」として、逆色のキリン装備とセットで描かれる事も多い。
ちなみに女性版だと網目部分が腹部に来て腹部露出になるのに対し、男性版は網目部分が胸部のため乳首が全開になっているのだが、あまり意識されない(乳首全開の男装備は他にもいっぱいあるためか)。
性能
防具としての性能としては回避能力に長けた効果があり、避けに特化した分、攻撃力が低くなるマイナススキルもあるが、それを補うほど性能は高い。
極めて高性能ではあるが、火属性と雷属性への耐性が劇的に低いのが玉に傷(水と氷には強い)。ヴォルガノスやキリンを相手にした場合は、攻撃を喰らわないように注意しよう。
(同じ回避性能を持ち、ナルガ装備とは逆に火と雷に強く水と氷に弱い「オウビート/パピメル装備」と使い分けるハンターもいたり)
MHP3にも続投
モンスターハンターポータブル 3rdにもナルガクルガが登場するため、装備も一緒に登場。今作なら下位から会える。
MHP3では無印はSと同デザイン。
G級が無いためXシリーズは無いが、Xと同デザインで色違いの「Uシリーズ」が登場。
亜種の体色が緑色メインの斑模様なので、防具の色は迷彩戦闘服を髣髴とさせるサバイバルなカラーリングに。
スラッシュアックスのようなギミック満載かつ機械的な武器と合わせれば、
サバイバルゲームをしている気分になれる…たぶん。
プラススキルで「ランナー」「スタミナ急速回復」「捕獲の見極め」、
マイナススキルで「体術-1」と、全体的にスタミナ関係のスキルが加わる。
ついでに武器は強化する過程で「ギリー」と名が付く武器が作れる。ビューティフォー
MH4では…
竜人問屋を通じてジンオウガの素材の交換で入手可能。
ただし下位防具でありながらさらっと上位素材を必要とする上、交換する素材にはジンオウガの逆鱗も使うので、余程の趣味のハンターで、ない限りはまず全身を揃えようとする人はいないだろう。
ただしナルガメイルのスキルポイントが優秀なのと、今作では胴系統倍化の防具が全部位に存在する点を利用した「5倍ナルガ」又は「倍々ナルガ」(下の画像)が有名。
胴にはナルガメイル、それ以外をすべて胴系統倍化の防具にすることで、
「回避性能+2」「回避距離up」「斬れ味レベル+1」(「鈍足」)が発動する。
回避に頼る近接武器を扱うハンター達には是非とも欲しいスキルばかりである。
欠点は防御力が若干頼りないこと、スロットが少ないこと、
そして何より見た目が悲惨なことになるところだろうか。
なお、その見た目からKBTITと呼ばれることも…。