ビートルジュース
びーとるじゅーす
『ビートルジュース』(Beetlejuice) と、は1988年に公開されたティム・バートン監督のコメディ映画。
概要
タイトルであり、登場人物の名前でもあるビートル・ジュースは、ベテルギウスの意。略称はBJ。
ティム・バートンの長編監督2作目で、大ヒットとなった。
アニメ版も存在し、USJ(ユニバーサル・スタジオ・ジャパン)のショーアトラクション「ユニバーサル・モンスター・ライブ・ロックンロール・ショー」では、司会進行役を勤めている。
ビートルジュース
映画版では、町のミニチュア模型で暮らし、目の周りは黒く、ぼさぼさの白髪、ぼろぼろの歯、いかにも何年も風呂に入っていないような「おっさん」である。日本語版では、字幕・吹き替えともに関西弁のキャラ付けになっている。吹き替え役は西川のりお。
アニメ版では、不潔感はあまりないが、くすんだ金髪のロングヘア、緑の歯、紫の顔と舌という容姿で、アメリカンアニメのポップさと、笑える不気味さがある。
USJ版は、実験を失敗したかのような爆発ぶりの髪で、生え際にはコケなのかカビなのか、緑の物体が映画以上にたくさん付着している。
あらすじ
ニューイングランドの一軒家に住むアダムとバーバラの夫婦は、ある日交通事故で死んでしまう。幽霊となった二人が家に帰ると、机に死者のガイドブックが置いてあったり、扉が異世界へ繋がっていたりと、微妙に様変わりしていた。
空き家となった二人の家に、夫チャールズ、妻デリア、娘リディアという三人家族が新たに引っ越してくる。納得のいかないアダムとバーバラは、化けて出て追い出そうとするが、生きた人間には幽霊が見えないためうまくいかない。しかしゴシック趣味の孤独な娘リディアには、死者の姿が見えるのだった。