概要
漫画『美少女戦士セーラームーン』を原作としたミュージカルのこと。
1993年夏にミュージカル『美少女戦士セーラームーン外伝 復活ダーク・キングダム復活篇』が初演され、2005年冬の『新かぐや島伝説(改訂版)』で4代目セーラームーン役・黒木マリナが卒業するまで続けられた。
2013年にセーラームーン生誕20周年の企画のひとつとして、全キャストを女性にしたミュージカルが開催され、無事千秋楽を迎え、幕を下ろした。
2014年には、昨年の好演が好評だったこともあり、DVD発売が決定。また第2段として、ブラックムーン編となる『-Petite Étrangère-』が東京と大阪で公演されることが決定。
キャストはセーラーマーキュリー役以外は続投である。新たに、セーラープルート役、セーラーちびムーン(ちびうさ)役のキャストが追加発表された。
後者はバンダイ版でもあったように、Wキャストである。
また、ちびうさの戦士への変身は、S(原作第三部デス・バスターズ編)の筈なため、何らかの改変があると思われる。
因みにpixiv上では『セラミュ』というタグの方が多用されている。
キャストやオリジナルキャラクター
人数が非常に多いため、ここでは主演を演じた5名を掲載。
大山アンザ(現:ANZA):初代。初演(1993年)~1998年冬まで。
原史奈:2代目。1998年夏~1999年夏まで。
神戸みゆき:3代目。2000年冬~2001年春まで。
黒木マリナ:4代目。2001年夏~2005年冬まで。
大久保聡美:5代目。ネルケ版初代。2013年~
初代~4代目までの歴代ムーン | 5代目ムーン |
---|---|
キャストは初代ちびうさを演じた川崎真央が後にゲストとしてブラックレディに抜擢され、復帰する例もある。川崎真央と堀田実那はちびうさ役を降板後、ちびちびを演じている。
太陽系セーラ戦士を演じていたキャストが悪役として再登場する例も稀ではない。
また、ダーク・キングダム四天王は原作では全員が男だが、5代目を除いて男女混合で演じられていることがある。
ミュージカルのオリジナルキャラクターも存在する。
中には人気の高いキャラクターもおり、セーラーアスタルテ、ルーフ・メロウなどが挙げられる。
なお、その他主要キャストはWikipediaのセラミュ記事に詳しいのでそちらを参照すること。
表記について
2013年版ミュージカルの主催がネルケプランニング(1993年〜2005年まではバンダイ)なので、大久保聡美は今までのキャストの中では5代目、主催変更後は初代になるため、ここでは5代目と共にネルケ初代の表記を用いている。
ミュージカル過去作品タイトル一覧
バンダイ版
美少女戦士セーラームーン外伝 ダーク・キングダム復活篇 1993年8月11日-29日
美少女戦士セーラームーンS スーパースプリングフェスティバル
美少女戦士セーラームーンS うさぎ・愛の戦士への道
美少女戦士セーラームーンS 変身・スーパー戦士への道
美少女戦士セーラームーンスーパーズ 夢戦士・愛・永遠に
美少女戦士セーラームーンスーパーズ 【改訂版】夢戦士・愛・永遠に…サターン復活篇
美少女戦士セーラームーンスーパーズ スペシャルミュージカルショー
美少女戦士セーラームーン セーラースターズ
美少女戦士セーラームーン 永遠伝説
美少女戦士セーラームーン 新伝説降臨
美少女戦士セーラームーン かぐや島伝説
美少女戦士セーラームーン かぐや島伝説【改訂版】夏休み!!宝石探検隊
美少女戦士セーラームーン 新/変身・スーパー戦士への道 ラストドラクル序曲
美少女戦士セーラームーン 決戦/トランシルバニアの森 ~新登場!ちびムーンを護る戦士達~
美少女戦士セーラームーン 決戦/トランシルバニアの森 【改訂版】最強の敵 ダーク・カインの謎
美少女戦士セーラームーン ラスト・ドラクル最終章 超惑星デス・バルカンの封印
美少女戦士セーラームーン ~誕生!暗黒のプリンセス ブラック・レディ~
美少女戦士セーラームーン ~誕生!暗黒のプリンセス ブラック・レディ〜【改訂版】惑星ネメシスの謎
美少女戦士セーラームーン 10th ANNIVERSARY Festival
美少女戦士セーラームーン 無限学園~ミストレス・ラビリンス~
美少女戦士セーラームーン ~スターライツ・流星伝説~
美少女戦士セーラームーン 火球王妃降臨
美少女戦士セーラームーン 新・かぐや島伝説 2005年1月2日-16日
ネルケプランニング版
ミュージカル 美少女戦士セーラームーン-La Reconquista- 2013年9月13日-23日
ミュージカル 美少女戦士セーラームーン-Petite Étrangère-
東京公演:2014年8月21日-31日 大阪公演:2014年9月5日-7日