「勝負などくだらんな…勝利は、私のためにあるのだから」
人物像
同国のマリエハンム出身。
前回のガンプラバトル世界大会で優勝した実力者で、「キング・オブ・カイザー」の称号を持つ。
派手な外見から若いイメージがあるが年齢は32歳と意外と高く、ラルさん(35歳)とは3歳しか違わない。
使用ガンプラは専用カラーのα・アジール。
7歳の頃にSNSで知り合った日本の友人たちを通じてガンプラを知り、「機動戦士ガンダム」のジオン整備兵の名言「足なんて飾りです」に感銘を受けて以降「脚の無い」モビルスーツやモビルアーマーを愛用する。
そのマニアっぷりはジオングやザクレロ、さらにはビグ・ラングをバトルで使用していたほどである。
今大会でも優勝候補ナンバー1と目されていたが、フィンランドの地区予選でアイラ・ユルキアイネンに敗北し、本戦出場を逃した。
前回優勝者の地区予選敗退は世界中のガンプラビルダーやファイター達に衝撃を与え、アイラの注目度を押し上げる結果となった。
なお、アイラとの試合内容の詳細は不明だが、彼のα・アジールが完膚なきまでに破壊されていたのに対し、アイラのガンプラであるキュベレイパピヨンが無傷であったことから、かなり一方的な試合展開だったことが窺える。
その異名や立ち位置から、あからさまなかませ犬ポジションであり、作中の反応に対して本編の出番は異様に少なく、セリフすらもないという悲惨な役割を背負わされてしまった。
冒頭のセリフは『ガンダムトライエイジ』でのものである。