概要
かつて徳間書店が発行していたファミコン専門誌であるファミマガでは、裏技を「ウル技(ウルテク)」と呼称しそれを読者投稿により募集するコーナーが設けられていた。
そのウル技の中に、ただ一つだけ意図的に組み込まれていたインチキのウル技が「ウソ技」なのである。
そのウソ技がどれなのかを当てるという趣向で、正解者にはプレゼントが送られていた。
しかし時が経つごとに、「ウル技」へのメーカー側からの裏技のリークが増えてきたことや、RPGといった謎解き重視のゲームが増えたことなど時代の変化に伴い、ウソ技は姿を消すことになった。
そしてファミマガ自体も、1998年に休刊となった。
代表的なウソ技
水晶の龍 | シンシアと野球拳が出来る |
さんまの迷探偵 | ギャラクシガニで5万点を取るとナムコビルに入れる |
スーパーマリオブラザーズ3 | ファイアボールとしっぽを同時に使えるマリオが出来る |
スペランカー | スペランカーが空中を歩き無敵になる |
燃えろ!!プロ野球 | ミスタGを3回連続で三振させるとミスタGがマウンドに立ち、「ファミマガハ永遠ニ不滅デス」とオーロラビジョンに映し出される |
桃太郎伝説 | ウンチに向かって「ほうひ」の術を16回連続で使いその場を調べると、「ウンチ」という道具が手に入る |
プロ野球ファミリースタジアム'87 | Mチームの「りげと」投手が、消える魔球を投げる |
特にシンシアと野球拳のインパクトは強烈で、ウソ技の話題をすれば必ずと言っていいほど出てくるだろうと思われる。
実は雑誌に掲載された以上の際どいグラフィックまで作られていたとか…。
関連事項
ファミコンロッキー…実際のゲームを題材にしつつも、「スパルタンXを24周するとシルビアが襲い掛かる」など、実際にはない展開が数多く登場した。