ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

ウソ技

うそてく

徳間書店『ファミリーコンピュータMagazine』(以下ファミマガ)で行われていた、読者プレゼント用企画の一つである「ウソテッククイズ」で登場したインチキ裏技。
目次 [非表示]

概要編集

かつて徳間書店が発行していたファミコン専門誌であるファミマガでは、裏技を「ウル技(ウルテク)」と呼称しそれを読者投稿により募集するコーナーが設けられていた。

そのウル技の中に、ただ一つだけ意図的に組み込まれていたインチキのウル技が「ウソ技」なのである。

そのウソ技がどれなのかを当てるという趣向で、正解者にはプレゼントが送られていた。


この企画が生まれたのには、裏技が他の雑誌に載ってしまう(情報盗用)事を回避する為とも言われており、FLAPPY(フラッピー)の裏技に関してはコロコロコミックに本当の技として掲載された事(当然、ウソ技なので実践不可能)もある。


ただしウル技として紹介されたものの中にも、裏技自体はたしかに存在するが、出し方やその効果が誤っているといった場合も少なくない。当時の調査や検証の甘さからくるものであるが、結果的にウソ技が複数存在するといったパターンもある。


しかし時が経つごとに、「ウル技」へのメーカー側からの裏技のリークが増えてきたことや、RPGといった謎解き重視のゲームが増えたことなど時代の変化に伴い、ウソ技は姿を消すことになった。

そしてファミマガ自体も、1998年に休刊となった。


代表的なウソ技編集

水晶の龍シンシア野球拳が出来る
さんまの名探偵ギャラクシガニで5万点を取るとナムコビルに入れる(※1)
スーパーマリオブラザーズ3ファイアボールとしっぽを同時に使えるマリオが出来る
スペランカースペランカーが空中を歩き無敵になる(※2)
燃えろ!!プロ野球ミスタGを3回連続で三振させるとミスタGがマウンドに立ち、「ファミマガハ永遠ニ不滅デス」とオーロラビジョンに映し出される
桃太郎伝説ウンチに向かって「ほうひ」の術を16回連続で使いその場を調べると、「ウンチ」という道具が手に入る
プロ野球ファミリースタジアム'87Mチームの「りげと」投手が、消える魔球を投げる

特にシンシアと野球拳のインパクトは強烈で、ウソ技の話題をすれば必ずと言っていいほど出てくるだろうと思われる。

実は雑誌に掲載された以上の際どいグラフィックまで作られていたとか…。


※…実は開発元のナムコも騙されたという伝説がある。

※…実は、無敵になる裏技を実装しようとしていた形跡がプログラム上にはあったらしい。



嘘から出たまこと編集


ファミマガで出てきた『ウソ技』が、後の作品・続編などで本当にやってしまうという例もある。


桃太郎電鉄 - SUPER桃太郎電鉄Ⅲの宇宙マップに行け、惑星の物件が買えるというウソ技があったのだが、これをスタッフが面白いと感じてSUPER桃太郎電鉄DXにおいて「銀河鉄道カード」で物件駅は無いが目的地に直通の宇宙マップに行ける事を実現してしまった。ただし、モモトラマンが汽車を宇宙に運ぶシーンはウソ技を忠実に再現。


また、ウソ技ではないが『おおつなみカード』と言うカードがあるという噂が流れたこともあった。製作者側はこれをデマだと否定したが、後に『ぱろぷんてカード』(何が起こるかわからないカード)の効果に、大津波が追加された。(大津波が起こると、カード駅が封鎖され、しばらく使えなくなる)


熱血高校ドッジボール部サッカー編 - ファミマガのウソ技の中で『エンディングを迎えて、あることをすると、ワールドカップ編に突入する』というのがあった。後に発売されたゲームボーイ版では、くにおくん達が世界に挑む『ワールドカップ編』になった。


ファイナルファンタジー-デブチョコボ召喚

召喚魔法が初登場したFF3で、『デブチョコボを召喚できる』というウソ技が登場した。

後にFF5では、チョコボの召喚魔法を使うと、たまにデブチョコボが出てくる。


ちなみにFF5ではアイテムの所持制限が無くなったため、アイテム預かり所としてのデブチョコボの役割は終わってしまった。



関連事項編集

ファミコンロッキー - 実際のゲームを題材にしつつも、スパルタンXを24周するとシルビアが襲い掛かる」など、実際にはない展開が数多く登場した。

関連記事

親記事

ファミマガ ふぁみりーこんぴゅーたまがじん

兄弟記事

pixivに投稿されたイラスト pixivでイラストを見る

このタグがついたpixivの作品閲覧データ 総閲覧数: 35358

コメント

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました

見出し単位で編集できるようになりました