概要
キュベレイパピヨンとのバトルで破損したリカルド・フェリーニのウイングガンダムフェニーチェを全面改修したガンプラ。
フェリーニ曰く、数日間部屋に篭って作り上げた逸品であるとの事。
名称こそ「ガンダムフェニーチェリナーシタ」とあるが、「ウイング」が省かれたことについての詳細な理由(例えばGPベースの登録名として長すぎるゆえの省略なのか、ダブルオーライザーやワグテイルⅡのような事情による省略かなど)は不明。
リナーシタはイタリア語で「復活」「再生」などを意味する。
フェニーチェ同様にウイングガンダムをベースとしながらも、ほぼ全身に渡って手が加えられており、関節パーツ以外に面影を残さない程にその外観は大きく変化し、ガンダムキュリオスやガンダムAGE-2のようなシャープなシルエットを成している。
また、バックパックや頭部アンテナなど左右非対称だったパーツは左右対称に作り直されており、特にフェニーチェではオミットされていたバード形態への変形機構が復活しているのが大きな特徴である。
メインカメラもオッドアイではなく左右揃いの緑色になっており、フェイス部もへの字スリットが無いタイプに変更されている。
デザインはウイングガンダムフェニーチェに続き海老川兼武氏が担当。
フェニーチェと完全に共通しているのはHGACウイングガンダムの武器・関節に相当するEランナー部分のみ。
武装
頭部バルカン/マシンキャノン
頭部と肩部に装備された機関砲。主に牽制などに用いられる。
リナーシタライフル
バスターライフルカスタムから改造されたメイン武装。
バスターライフル自体に変化はないが、下部に装着されている小型ライフルはリナーシタライフルに改められている。
可変時は上下に分割してから腕部にマウントされる他、非使用時はバックパック中央にマウントする。
ハンドライフル/ビームソード
バスターライフルカスタムの下部に装着される武装。
出力を任意に変更可能なビームソードと、ハンドライフルへの分割が可能。
ビームソードは最大出力時には相手をビームサーベルごと両断するほどの高出力を発揮する。
ビームサーベル
ビームレイピアに代わり装備されている格闘用装備。
サーベル自体の出力は高く、相手を一刀両断するだけの威力を持つ。ウイングガンダムのそれとは違いビーム刃の色はピンク。
非使用時はシールドに内蔵される。
ビームマント
フェニーチェから受け継いだ装備。
基本的な使用方法はフェニーチェと同じだが、左肩のみのフェニーチェとは違い両肩に搭載されている。
リナーシタウイングシールド
フェニーチェでオミットされていたが、変形機構の復活に伴い新造されたシールド。
ウイングガンダムのそれと同様、ビームサーベルを内蔵し変形時は機首も兼ねるが、ウイングのそれと比べ大型化しており、他のパーツ同様シャープなフォルムが特徴。