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アーノルド・シュワルツェネッガー

あーのるどしゅわるつぇねっがー

俳優、元米国カリフォルニア州知事。代表作は「ターミネーター」シリーズ、「トータル・リコール」等多数。

本名アーノルド・アロイス・シュワルツェネッガー(Arnold Alois Schwarzenegger, Austria, 1947-)

ボディ・ビルダー出身のハリウッド俳優、元カリフォルニア州知事。

筋骨隆々とした体格を持ち、スーパーマン的なタフネスを体現する配役を多くこなす。

有事の際には自ら銃を取り駆けつける。

シルヴェスター・スタローンとはライバル親友である。

概要

1947年、オーストリア生まれ。

オーストリアン・オークの異名を取るボディビルダーとしてその名を馳せた。(兵役義務中に無断外出して大会に出場、優勝したというエピソードもある)

その後1970年頃から俳優業に転身。その体格を買われ、ヒロイックなタフネスを体現する配役を多くこなしていった。

1984年には「ターミネーター」に殺人ロボット・ターミネーターとして出演。死と恐怖を体現したその姿は全世界に衝撃を与え、本作と配役であるターミネーターT-800は氏の代名詞になるに至った。

ただの恐怖役のみならず、続編たる「ターミネーター2: Judgement Day」では主人公の味方役となる。主人公である少年とのやり取り、そして有事には全力を持って主人公たちを守るため戦うその雄姿は「理想の父親」的ですらあり、氏の人気を不動のものとした。

1985年には痛快アクション映画「コマンドー」では今までの無口で大柄、「ターミネーター」での冷酷な殺人マシンというイメージから一転、見事にビルドアップされた肉体と、それを存分に活かしたアクション、随所にちりばめられたセンスのいいジョークを披露し、この作品で正義の味方としてのイメージを確立すると共に、アクションスターの地位を不動のものとした。

また、この映画がきっかけでコメディ映画にも出演するようになったのである。

1983年にアメリカ国籍を取得(現在もオーストリア国籍を持っている)。

1997年には「バットマン&ロビン Mr.フリーズの逆襲」のMr.フリーズ役で「ターミネーター」のT-800以来、久々に悪役を演じた。この時アメリカでは不評の声が多かったが、それ以外の国では好評だったとの事。

2003年、共和党候補としてカリフォルニア州知事選挙に出馬、見事当選を果たす。以来2011年に任期切れによって退任するまでカリフォルニア州の州政治を執った。

上記「ターミネーター」、「コマンドー」の印象が強い氏は、日本では「ターミネーター知事」、「コマンドー知事」、「一人エクスペンダブルズ」などと呼ばれることもあった。

2012年に「エクスペンダブルス2」で本格的に俳優業に復帰、2013年には復帰後初主演映画となる「ラストスタンド」が放映されている。(日本では4月末に放映。)

ちなみに、ミシガン州立大学の学生が集計した、映画の中での殺害人数で第1位(369人)を記録している。(この集計には、1960年以前の映画とB級映画は含まれていない。

エピソード

北斗の拳」のラオウのイメージモデルともなっている。

ちなみにライバルシルヴェスター・スタローンは、後期ケンシロウのイメージモデルとなっている。(初期のモデルブルース・リー

ラストスタンドの撮影中に怪我を負って手術室から出た際、入れ違いにスタローンが手術室に運び込まれるという事があった。

担当声優

玄田哲章

言わずと知れた本人公認の吹き替え声優。

日本語吹き替え版では85年の『コマンドー』より玄田が当てる事が多くなり、雑誌メディア等もシュワルツェネッガーの映画作品の特集を組む際には吹き替え声優として玄田にインタビューをしており、吹替に詳しくない映画ファンからも人気が高い。

アニメや他の映画でシュワルツェネッガーをパロディにしたようなキャラクターにも玄田が起用される事が多くなった。初期のビデオ版では屋良有作をはじめ他声優が担当している作品が多いが、作品の時期を問わずテレビ放送の際はほぼ玄田である。

その後は特に20世紀FOX作品おいて、玄田以外のバージョンしかない作品も玄田版(TV吹替の流用など)が追加、もしくは置き換えられて再発売されている作品がある。パッケージラベルに「シュワルツェネッガーの声といえば玄田哲章」という赤いシールが貼ってある。

屋良有作

かつての担当吹き替え声優。

ターミネーター以後の80~90年代の作品を多く担当。上記のように現在ではテレビ放送、ソフト版のリニューアルなどで玄田になっている作品の多くは当初屋良が吹替えをしていた物が多い。20世紀FOXの吹替の帝王シリーズのインタビューでは当時の事はほとんど覚えていないが、シュワルツェネッガーの体格などはあまり意識せず自分なりの演技をしたとの事。次第に玄田の担当が増え始め、玄田が担当した作品を観ると「シュワルツェネッガーは玄田さんだと思った」と語り、20年近く経っての追加収録に際しては当時の自分に近づけるのは難しかったと語っていた。コマンドーの追加収録時にも当時に比べると声が変わったと感じるし、当時は演技的にも未熟な感じがして恥ずかしいと回想していた。

なお、『コマンドー』、『プレデター』の二作は、20世紀FOXの吹替の帝王シリーズより両者の吹替えを収録したソフト版が発売されている(両作ともに『吹替の帝王シリーズ』以外のソフト版では玄田版が収録された物が発売されている)。

また、『ジングル・オール・ザ・ウェイ』ではVHS、DVD用のソフト版が屋良版、フジテレビが制作した玄田版がBDに収録された。なおフジ版では屋良は準主役の別の役の吹替えを行っている。

関連イラスト

ターミネーター

コナン・ザ・グレート

コマンドー

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