ここでは『艦隊これくしょん』に登場する長門型について取り扱う。
史実での長門型については「長門型戦艦」を参照のこと。
概要
大日本帝国海軍の戦艦の艦級「長門型」をモチーフとする戦艦娘の一種。
史実においては建造当初、サイズに比して非常に優れた速力26ノット(米軍の最新鋭戦艦並である)を誇っており「高速戦艦」と呼ばれていたが、ゲーム中では低速である。
栄えある図鑑の1・2を飾るだけあり、そのレアリティは稼働当初の艦娘では最高。ドロップ・通常建造ともに入手は困難。
しかし大型艦建造・最低資材で出るようになったので、いくぶんか入手のハードルは下がった。大和型やビスマルクを狙っている場合には『ハズレ』扱いされてしまうことさえある(それでも狙って出すのは難しいのだが)。
容貌
長門・陸奥ともにモデルのような「出るところは出て締まるところは締まった」体型をしつつ、和装をアレンジしたようなへそ出しルックに、艦橋の信号桁をアレンジしたヘッドギアを着けている。
他の艦娘がセーラー服や和装などの服装をしている中で、(同じくしずまよしのり氏が担当する島風とともに)非常に特異な容貌となっている。
ちなみに戦艦娘の中ではシルエットこそ似通っているものの、デザインで共通性が少ないのがひとつの特徴である。
具体的には首飾り、腰の桜紋、足の主機、砲塔以外はすべて差異がある。
性能
稼働当初こそ最強を誇ったものの、現在では全艦に改二が実装されている金剛型と最終的なステータスがさほど変わらない割に上述の通り速力が「低速」であるため、多数存在する高速艦限定の海域に出撃できない(燃費もわずかに悪い)という大きな問題を抱えている。もちろん燃費や速力を考慮しない、最難関海域用の決戦兵力としての性能では大和型には遠く及ばない。
一応、金剛型に対しては九一式徹甲弾を装備することで強力な着弾観測射撃カットイン・連撃同時発動が可能、というアドバンテージがあったのだが、2014/07/28アップデートで金剛型にも徹甲弾を装備可能となりこのアドバンテージは消失している。
なお、同時に実装された「戦艦主砲の装備補正」(過重積載で命中ペナルティ)についてはまだ検証されていないが、史実では長門型のほうが大きな砲(41cm砲)を搭載していたため、このペナルティの影響を受けにくいのではないか、とされている。
金剛型も榛名改二以外の金剛型改二が41cm砲を初期装備として持ってくるのだが、これは装備補正の実装前の話なので、金剛型にとって41cm砲が適正装備であるとする判断基準としてはあまりアテになりそうにない。
いずれにせよ検証待ちで、その他は他艦(特に金剛型)に対するはっきりとしたアドバンテージがほとんどない(あえて言うなら対空値にはそれなりに格差があるが)ため、改二実装を望む声が高い艦でもある。
ちなみに出撃に要する燃料・弾薬のコストが非常に重く、特に弾薬については改造前で金剛型の18%増し、改で33%増しの消費量となっている。改造前の方が有意に燃費が良いので、改造前の状態でレベリングを行う事を検討してみても良いかも知れない。
艦娘
長門
武人然とした質実剛健な一番艦。一方で凛々しい姿勢に反して子供好きだったり、間宮アイスが好物だったりと、ギャップ萌えネタが豊富。
陸奥
かなりフランクな二番艦。薄幸で有名な扶桑型より薄幸な運値5。
(注:改造後。改造前はたったの「3」)。ちなみに火遊びすると爆発します。