スクウェア・エニックス制作・発売のゲーム「ファイナルファンタジー7」の登場キャラクター、クラウド・ストライフとエアリス・ゲインズブールのカップリング。
概要
元ソルジャーを名乗る何でも屋クラウドと、古代種の末裔であるスラムの花売りエアリス。
FINAL FANTASY7のヒーローとヒロインである。
物語
FF7のOPにて印象的に登場する二人。
主人公クラウドはアバランチの魔晄炉爆破ミッション後に、街で花売りをしている彼女と初めて出会う。その際にはお互い名乗らなかったが、後にプレートから落下し教会の花畑にて再会する。デート一回の冗談で、彼女のボディガードを引き受けるクラウド。
それが星の命を巡る物語の始まりだった。
クールだったクラウドだが神羅に攫われたエアリスを救出するため神羅ビルに乗り込み、そしてミッドガルを脱出し外の世界の冒険へと旅立つ。
途中エアリスは古代種の都にて命を落とすが既にホーリーを発動させており、「エアリスの想いを解き放つ」事がクラウドが仇敵セフィロスと戦う原動力となった。
EDはクラウドの、約束の地で彼女に再会出来るという予感をもって終わった。
エアリスの前だけで見れる素のクラウド
教会から脱出するイベントで、クラウドの足について行けず息をきらすエアリスに対し、「おかしいな ソルジャーの素質があるんじゃなかったのか？」と意地悪を言って二人で笑い合うシーンがある。後にも先にもクラウドが無邪気に笑うシーンはここだけである。
飛空挺の約束
運搬船の中でエアリスがジュノンで見た飛空挺の話をした時、クラウドから「いつか俺が乗せてやるよ」というセリフを聞くことができる。乗り物酔いの激しいクラウドにこんな事を言わせてしまう
エアリスはやっぱり凄い。
コスタデルソル
エアリスとの会話で「肌は白いほうが好きだ」を選ぶと、色白のエアリスがハニカむシーンが見れる。
コスモキャニオンの焚き火シーン
表情豊かで誰からも愛される、明るいエアリスが、初めてクラウドに弱い姿を見せるシーン。
「俺が…俺達がいるだろ？」と、後から「達」をつけたすクラウドの、エアリスへの特別な想いを垣間見る事ができる。
ザックスの故郷ゴンガガ
エアリスがパーティにいるとゴンガガのザックスの家に入った時に特別なイベントが発生する。ザックスにヤキモチを妬くクラウドを、からかうエアリスを見ることができる。
ケットシーの占い
仲間であるケットシーの恋占いでは、クラウドとエアリスの相性は抜群らしい。
また、ケットシーは2人の結婚式の司会に立候補までしている。
つり橋イベント（未使用シーン）
容量の関係で未使用となったが、つり橋を渡る時に仲間のユフィがふざけてつり橋を揺らすイベントがあった。その際にエアリスがパーティにいるとクラウドにしがみつくのだが、「俺といる方が危険だ」「それもそうかも…」という非常に意味深な会話をしている。
デートイベント
FF7はゲームの途中でデートイベントがある。
相手は進め方によって四人の中から変動するが、クラウドの真実やザックスの存在に対する伏線となっているエアリスルートが物語上の必然性は一番高い。
デートイベントでかかる曲「花火に消された言葉」は「エアリスのテーマ」にどことなく似ている。
AC
無印から二年経ったFF7ACでも、エアリスは常にクラウドの側にいる。
「悪く思ったこと、一度もないよ」
自身の死期が近づいている事を悟ったクラウドがエアリスの元へいくために、彼女の存在を一番感じ取れる教会の中で生活し始めるという切ないシーンがある。
ACの小説 On the Way to a Smile FFVII
FF7ACの小説版。FF7のシナリオを担当した野島氏による執筆。
この中で二人は恋人同士と表記されている。
CC
FF7CCではエアリスはザックスと淡い恋仲であるが、EDを飾るのはクラウドとエアリスである。
ザックスからクラウドへと、エアリスを守る意志がバトンタッチされたとも言える。
FFT
ファイナルファンタジータクティクスにも、クラウド本人と思われる人物と、エアリスのそっくりさんが登場する。
KH
KHでのクラウドとエアリスは同い年で同郷出身という設定。ここでもエアリスは持前の包容力でクラウドを見守っている。
いただきストリートSpecial
オープニングではクラウドとエアリスのデートシーンが見れる。ゲーム中はプレーヤーや対戦相手の中にクラウドとエアリスがいると、2人専用のセリフを聞くことができる。
関連イラスト
