「俺は今日という日を待っていたのだ‼」
登場作品『仮面ライダー』
第31話「死斗!ありくい魔人アリガバリ」
CV/村越伊知郎
概要
ゾル大佐が南米はアマゾン支部より招き寄せたアリクイ型改造人間。
長く大きな鼻と鍵爪状の左腕が特徴で、体内にはショッカーの科学員が新たに開発した耐性の無いものはたちどころに溶解しして死に至らしめ、耐性のある者はアリガバリ意のままに操ることの出来る人間にしてしまう細菌兵器『アマゾンの呪い』を保菌しており、長い舌を突き刺して犠牲者にこの細菌に感染させる。
その使命は『アマゾンの呪』に耐えうる者を見つけ出し、この人間を『アマゾンの呪い』の最初のドナーとして操り、その人物を媒介にして次々に感染者を増やして感染者による破壊活動を行わせる作戦及び仮面ライダーの抹殺を任務としており、長きに渡り『天狗岳』の奥深くで何にも知らずにやって来る登山者を対象に人体実験を繰り返していた。
なお、『アマゾンの呪い』を維持するには定期的にアリを食さなければならず、感染者はただひたすらアリだけを喰い続けるようになってしまう。
ゾル大佐からライダーと戦えると聞いた途端に意気揚々と喜ぶほどに好戦的かつ自身家で、その自身に見合う程の実力者でもあり、左腕でいともたやすくライダーキックを叩き落とすほどの怪力を有しており、一度は2号を破り、その結果、近くに身を隠していた五郎に重傷を負わせることで、一文字隼人の戦意を一時的に喪失させたほど。
一度目は上記の理由によりその場から撤退したライダーを取り逃すが、再び感染者たちを救うために『天狗岳』にあるアジトへ向かう2号の前に立ち塞がり、今度こそ決着を付けようとするが、ライダーを信じる重傷の五郎の為に滝和也との猛特訓の末に会得した新必殺技・ライダー卍キックの前に敗れ去り爆散して果てるのだった‼
その後、映画『仮面ライダー対ショッカー』にて再生復活を遂げるが、以前のような強さは見られず、再生ドクガンダーもろとも1号ライダ―の前に敗れ去った…。
余談
このエピソードをリメイクして仮面ライダーV3とツバサ大僧正との決戦が描かれた為、彼の正体である死人コウモリの企てた作戦や能力の一部が被ってしまっている。