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概要

大気中に可燃性の粉塵が大量に舞っている時に、着火することによっておこる爆発。

漫画などでは屋根のないような開けた場所でもドカーンと大爆発が起こったりするが、本当に恐ろしいのは密閉された空間で起こる場合であり、爆発の反響により威力は倍増する。

実際粉塵爆発が起きるのは、視界がゼロ同然なくらい粉塵が舞っている場合であることが多い。

メカニズム

空気中に一定のバランスで酸素・可燃性の粉塵が存在する状態で、それが着火地点から凄まじい勢いで燃え広がり、空気が膨張して爆発を起こす。

そのため、十分な酸素と視界が霞むほどの粉塵が必要。

さらに、粉塵が少ないと燃焼の伝播が途切れてしまい、逆に多過ぎると酸素不足で不完全になる。そのほか「湿度」も重要な要素であり、多湿な空間では粉塵が湿気てしまい、燃焼力が落ちて不発に終わってしまう。

このように、そのド派手さや手軽さとは裏腹に、非常に繊細な現象でもある。

最後に……

間違っても試そうとしないように!!

たいへん危険な上に、近隣にも迷惑がかかります!!!

安易な好奇心で試すと、命や社会的信用にかかわるので、絶対にまねしないように!!!!

粉塵爆発が登場する作品の例

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粉塵爆発の編集履歴2014/10/08 12:34:43 版