概要
カマエルとは、ユダヤ教・キリスト教における天使の一人。名は「神を見る者」を意味する。
七大天使に数えられることもあるが、聖書に名前は登場しない。
火星に関連付けられ、またセフィロトではゲブラー(峻厳)を守護するとされる。
女神転生シリーズにおけるカマエル
華奢でひらひらした服を着たデザインが多い大天使には珍しく、赤黒い鎧兜を着込んだ筋肉質の姿で登場する。これはドット絵が地霊ティターンとのコンパチであったためと思われる。
その後『魔神転生II』(1995年)に四枚の翼を持つデザインで登場するも、『RONDE』(1997年)を最後に長いこと出番がなかった。
しかし『アバドン王』(2008年)で11年ぶりにメガテンシリーズに姿を見せた。しかも同作ではボスを張っている。
上の画像はこの時のデザインで、真IIに比べるとかなりスマートになっている。
リネージュ2におけるカマエル
ドラゴンクエストⅨにおけるカマエル
セントシュタイン城下町にあるリッカの宿屋に置いてある錬金術の釜。錬金術師が宿賃として置いていったのだが、飾りにしようとしたところ喋り出して主人公を「御主人さま」と慕って仕えることになる(女の子を選んだ場合はお嬢様)。
名前通り、釜に天使の羽と渦巻き模様の目が付いたデザインで、口に素材を入れて呑みこんで錬金してから吐き出す事で製品を作る。慇懃で礼儀正しく、時折涙もろい性格。カマエルを用いた錬金は、冒険を大いに助ける事となる。
関連タグ
カミーユ…フランス語圏の人名。カマエルを語源としている。