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カマエル

かまえる

ユダヤ教・キリスト教の天使の一人。チャミュエル。七大天使に数えられることもある。
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曖昧さ回避編集

  1. ユダヤ教・キリスト教の天使の一人。本項で解説。
  2. ゲーム『女神転生シリーズ』に登場する悪魔(仲魔)。本項で解説。
  3. ゲーム『ドラゴンクエストⅨ』に登場するしゃべる錬金釜。本項で解説。
  4. ゲーム『モンスターストライク』に登場するキャラクター。⇒カマエル(モンスト)
  5. ゲーム『ジャマモン』及び『ガーディアンテイルズ』に登場するキャラクター。⇒カマエル(ガーディアンテイルズ)

概要編集

カマエル(Chamael、Chamuel、Camael、Kamael)とは、ユダヤ教・キリスト教における天使の一人。"チャミュエル"とも呼ばれる。名は「神を見る者」を意味する。七大天使に数えられることもあるが、聖書に名前は登場しない。火星に関連付けられ、またセフィロトではゲブラー(峻厳)を守護するとされる。


赤い鎧またはガウンを着衣して、長剣を携えた姿で描かれることが多く、"14万4千もの能天使の指揮官"または、"1万2千もの「破壊の天使」を率いている"ともされる。

その性質は神の力の象徴であり、神の正義の執行者として敵対者に対して容赦のない攻撃をする苛烈な天使として伝わっている。その反面、傷ついた味方の治癒のため、病魔ごと切り取ったとされることから別名"天界(天空)の外科医"とも呼ばれる。

またその苛烈な性格ゆえ一部の教義では堕天使悪魔)扱いされることや堕天使・サリエルと同一視されることもある。


女神転生シリーズ編集

カマエルかっこいいよカマエル

初出は『真・女神転生Ⅱ』(1994年)で、種族は大天使

華奢でひらひらした服を着たデザインが多い大天使には珍しく、赤黒い鎧兜を着込んだ筋肉質の姿で登場する。これはドット絵が地霊ティターンとのコンパチであったためと思われる。

その後『魔神転生Ⅱ』(1995年)に四枚の翼を持つデザインで登場するも『RONDE』(1997年)を最後に長いこと出番がなかった。


しかし、『デビルサマナー 葛葉ライドウ対アバドン王』(2008年)で11年ぶりに『女神転生シリーズ』に姿を見せた。しかも同作ではボスを張っている。

上の画像はこの時のデザインで、『真Ⅱ』に比べるとかなりスマートになっている。



ドラゴンクエストⅨ編集

ただいまリッカガ〇ダムサイズでございます!

セントシュタイン城下町にあるリッカの宿屋に置いてある錬金釜の天使。

錬金術師が宿賃として置いていったのだが、飾りにしようとしたところ喋り出して主人公を「ご主人さま」と慕って仕えることになる(女の子を主人公に選んだ場合はおじょう様)。


名前通り、釜に天使の羽と渦巻き模様の目が付いたデザインで、口に素材を入れて呑みこんで錬金してから吐き出す事で製品を作る。

慇懃で礼儀正しく、時折涙もろい性格。たとえ口の中にうまのふんやらうしのふんやらを突っ込まれても文句ひとつ言わず錬金してくれるイイヤツである。

カマエルを用いた錬金は、冒険を大いに助ける事となる。

…が、本作における最高ランクの武器・防具の錬金は運に左右されるのだが、彼が錬金結果を勝手にセーブしてしまい、リセットしてやり直すことができなくなっている。

抽選に外れ、大成功しなかった場合は「とはいえ それが ふつうなのです」と煽りにしか聞こえない台詞をのたまい、神経を逆なでされたプレイヤーも多かろう。

本作をマゾゲーたらしめている一因といえる。


関連タグ編集

天使 熾天使 能天使 七大天使

カミーユ:フランス語圏の人名。カマエルを語源としている。

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