概要
丸顔の骸骨だが、寝るときにないはずの瞼を閉じたり、肉が付いてるかのように表情豊かなところはご愛嬌。
相手を怯え、怖がらせる天才で、ハロウィン・タウンの人気者。町民達からは「かぼちゃ畑の王(パンプキンキング)」と称えられている。
性格
明るく紳士的だが、純粋で子供っぽい一面を持つ。
ただし若干思い込みが激しいところもあり、シルエットを見ただけのサンタクロースについて(自分たちが今までやってきたこととは違うことをしていると理解し、それを語ったうえで)「全身真っ赤の巨大なロブスター」「背中の袋に生首を詰め、空を飛び回る」などと自信満々でハロウィン・タウンの住人達に語っている。
一応上記の通り怖くとも悪い奴ではなく、自分のやらかしたことの重大さに気づき、反省することもできる。直後に「まぁいいだろう!」なんて開き直ってたが、即座にクールダウンして行動しているため、そっとしておいて欲しい。
作中での活躍
毎年同じことの繰り返しにマンネリ化を感じ、ナイーブになっていたところ、偶然訪れたクリスマス・タウンの陽気で明るいクリスマスの様子に心を奪われ、クリスマスを自分達で作り出そうと計画を立てる。
しかし自身を含めた住人達の根本的な価値観の違いや、盛大な勘違いのせいで事態は悪化の一途をたどり(用意したプレゼントだけ見てもネズミやコウモリの死体を使った帽子はまだマシな方で、人に襲いかかる凶暴なおもちゃやリース、果ては大蛇やコウモリなどのあまり好かれない感じの生物と迷惑極まりない)、ついには本物のサンタクロースを誘拐、監禁させ、代わりに自信が念願のクリスマスを実行するも、上記のトンデモプレゼントの連発で迷惑を被った人間からのクレームの嵐によりとうとう軍の砲撃で撃ち落とされてしまう。
ようやっと自分がしでかしたことを実感、反省してからは、事態を収拾すべくブギーに捕らわれ殺されかけていたサンタクロースを救出し、ブギーを倒した後に謝罪。最後は謝罪を受け入れたサンタクロースに「人には領分というものがある」と諭された。
ゲームでの活躍
GBAソフト「パンプキン・キング」
本編の前日談にあたり、当然ハロウィンについては多少謎の不安を感じながらも楽しみにしていた。
作中ではブギーの放った虫や、悪ガキ3人組の用意した機械を潰していき、無事にハロウィンを行うべく戦っていくのだが、システムやシナリオの都合上時には住人達に便利屋よろしく使われることも…。
最後は無事ブギーを倒し、街の平和を取り戻す。
PS2ソフト「ブギーの逆襲」
こちらは本編の後日談。またもマンネリに何か物足りなさを感じ、フィンケル・シュタイン博士(ヒロインであるサリーの生みの親)の元を訪ねたところ、伸縮自在なスライム状の「ソウル・ラバー」を渡され、しばしアイディア探しの旅に出る。
それから約2か月後(ハロウィン終了から始まり、劇中ジャックが「今日は12月23日」と答えているシーンがあることから、たぶんそのくらい)、悪ガキ3人組が蘇らせたブギーに支配されたハロウィン・タウンを取り戻すべく奮闘する。
「キングダムハーツ」シリーズ
ハロウィン・タウンで住民たちとともに登場。恐ろしい敵であるハートレスをサプライズの道具として活用しようとしたり、カボチャ型の爆弾をそこらにバラまいたりと色々しでかしてくれる。