人物像
最初のエピソード「異世界の始まり」より登場している戦闘系ギルド〈シルバーソード〉のギルドマスターでもあり、“ミスリル・アイズ”の二つ名を持つ青年。見た目は身長185cm、エルフ族特有の尖った耳と総髪の若君風ハンサムである。
性格は相当短気で喧嘩早く、常時鋭い表情をしている人物。
解りやすく言うと常に顔面神経痛な人。
アタッカー職〈暗殺者〉の中でも弓術による遠距離戦術に特化させたビルド〈スナイパー〉を極めた〈狩人〉で、ターゲットを複数と単体に切り替え可能な戦闘特技〈ラピッドショット〉を巧みに使い分ける。
シロエによって戦闘ギルド代表の一つとして6月の〈円卓会議〉開設に招かれるものの、その性格から早々に離脱。(ただし我々は勝手にやらせてもらうというスタンスを取っただけで、設立に関しては不満や異議は全く無かった)
その後、未発見の大規模戦闘(レイド)ダンジョンを求めてススキノ〈エッゾ帝国〉へ遠征を行い、シロエ達に敗れて弱体化していたデミクァス率いる〈ブリガンティア〉を壊滅させてススキノの支配権を奪取。ギルドの本拠地を移し、周辺地域の高レベルレイド攻略に勤しんでいた。
また、〈シルバーソード〉がススキノの実権を握って以降、街に蔓延っていた悪質ギルドの殆どが解散か逃亡の憂き目に遭ったことで、結果的にススキノの治安は大幅に改善している。
11月に〈供贄の黄金〉を目指して再びススキノにやってきたシロエに〈奈落の参道〉を攻略するためのレイドに協力を求められ、ギルドメンバー19人と共に参戦。シロエ、直継、デミクァスと直継が街中で知り合ったてとらを加えた、フルレイド24名の総指揮官を務める。
装備
- 〈月を穿つもの〉《シュート・ザ・ムーン》
強力な〈幻想級〉の長弓。放たれる一矢は月にすら届くと謂われる程に射程が極めて長く、視覚強化や足止めを併用して一方的な狙撃が可能。しかし、ウィリアムが前に出ての射撃戦を好むため、その性能はあまり生かされていない。
- 〈影王狼の革鎧〉《マジェステ・デュ・ジェヴォーダン》
難関レイドボス〈影王狼〉の革素材を妖精銀と常世石の鋼糸で補強して作られる〈幻想級〉革鎧。耐久性と柔軟性を兼ね備え、視覚を阻害する状態異常への耐性や大幅な筋力上昇効果を持つ。
- 〈神水晶の鏑矢〉《クリスタル・コメット》
祝福された水晶を丹念に削りだして作られる〈準幻想級〉矢弾。〈古都ヨシノ〉の地域で名声を高めると購入および製作レシピが解禁される特別な消耗品で、同レベル帯の矢弾の中でもケタ違いの威力と価格を誇るが、ウィリアムは躊躇することなく大量に携行して撃ちまくってる。