概要
- 種が割れること。
- 機動戦士ガンダムSEEDにおいて、大まかに言うと『SEED』が割れて覚醒(宇宙世紀におけるニュータイプへの目覚め的描写)している状態を表すファンの間での呼称。
ガンダムSEEDにおける種割れ
作中における正式名称は『SEED(Superior Evolutionary Element Destined-factor=「優れた種への進化の要素であることを運命付けられた因子」の頭字語)』と呼ばれており、
パイロットの潜在的に秘めている能力が、自らの生命が危機に陥った時などに覚醒して驚くべき能力と瞬間判断力を発揮する時、あたかも種(水晶のようにもみえるがタイトルのSEED=種からして)が割れたかの様な描写が入るため、この覚醒状態に入る瞬間をファンの間で『種割れ』と言うようになったようである。
またこの種割れが発動すると、絵で言う目の中にある白い輝き(ハイライト)が無くなり、さながらレイプ目の様になる。
作中においてSEEDが発動しているのはコーディネーターである
キラ・ヤマト、アスラン・ザラ、ラクス・クライン、シン・アスカに加え、
SEED時の最後の戦いである第二次ヤキン・ドゥーエ戦において、ナチュラルのカガリ・ユラ・アスハがSEED覚醒を果たしている。
この事によりこの「種割れ」は、コーディネーター特有の能力ではなく感情や生命の危機などに遭遇し、防衛本能の一つとしてこの「覚醒」がおこるものと考えられる。
所謂宇宙世紀におけるニュータイプ、00の西暦におけるイノベイターに該当するものだが、SEEDはこれらと違い人と人が対話するような能力は一切なく、単純に戦闘能力を上げるだけである。
また、発動には自身の考えに迷いがない事が絶対条件であり、一度発動した経験がある者でも思想に迷いがあると覚醒する事ができない。
この「迷いがない」という発動条件が非常に厄介で、例えば適合者が常人には理解しがたいような危険思想に洗脳されてしまった場合、迷いなくSEEDを覚醒して暴れまわってしまうという危険性も秘めている。前述したように対話を促す能力ではないのでSEED適合者同士のぶつかり合いは単純に兵器のぶつかり合い・殴り合いになる。
ゲーム作品においては上記の5人の特殊能力として設定されている場合が多い。
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