タグの用法
「先代巫女」には、pixivでは東方Project作中の設定上で語られる「博麗霊夢以前の博麗の巫女」における特定の個人または全員を指す場合と二次創作における具体的なキャラクター性を伴った「先代巫女」を指す場合の二通りの用法がある。
2014年11月現在では、「先代巫女」の表記によるタグは主に後者の用法で用いられている。
本記事でも主に後者の用法について記述する。
原作に登場する「博麗霊夢以前の博麗の巫女」についての詳細は「先代の巫女」を参照。
東方Project(原作)で語られる「先代の巫女」
現博麗の巫女である博麗霊夢より前の代=先代の博麗の巫女のこと。
2014年11月現在では具体的なキャラクターとしては登場していない。
そのキャラクター性が設定上で語られる一部には次のようなものがある。
「そういえば他の人間は先代を『博麗の巫女』と呼んでいたが、余り霊夢のことを巫女とは
呼ばない。 まともに仕事しないからであろう。自業自得だ。
しかし、先代は巫女としか呼ばれていなかったのだ。名前も忘れてしまった」
(上海アリス通信ver2.7、森近霖之助)
「神社から巫女の姿が消えてから早25日」
「これは そろそろ新しい巫女を捜さなきゃいけない時期ってことか」
「もう何度目になるのでしょう」
(漫画版『東方儚月抄』底巻、p. 127-129、射命丸文)
「先代の巫女もあんまり変わらないのね 間抜けっぷりが」
(『東方茨歌仙』第十五話「人の寄り付かない神社」、茨木華扇)
霊夢との関係、代替わりの時期・理由、引退後の行方などは語られていない。
二次創作における「先代巫女」
上記のとおり存在自体は原作のシリーズでも示唆されているが、上記の様に部分的に語られている以外は公式のイラスト等が存在しない設定上のみのキャラクターである。
決まった設定がないために様々な描かれ方をしているが、pixivでは後述のMUGENにて作成されたキャラがベースになっていることが多い。
二次創作上の設定が広まったのは森近霖之助関連の二次創作が切っ掛けであるため、彼とのカップリングで描かれることも多い。
先代巫女と霖之助とのカップリングの詳細は先代霖へ。
服装
同じ博麗の巫女である博麗霊夢と非常によく似た巫女服を着ている。
霊夢の服装が「博麗の巫女の制服のようなもの」と言われているせいか、全体的に白と赤の紅白の配色、袖が独立しているため腋が露出しているデザイン、もみあげの髪を赤い布で縛っているなど、霊夢とほぼ変わらない部分も多い。
霊夢との最大の違いは、
フリル付きリボンが無い&黒の配色が加わっているため、全体的に大人びた雰囲気となっている。
描き手によっては褐色肌で描かれる場合もあり、エキゾチックな雰囲気も加わる。
あと、基本的に巨乳。
MUGENキャラとしては
ジョブチェンジ東方キャラや天魔様でおなじみのプレート氏によるものが存在。
氏いわく、デザインや設定は、他の方が想像した先代巫女の寄せ集めとのこと。
拳ですべてをねじ伏せて解決しようとする豪快なキャラ。
スペルカードルールの存在しない時代の人物だけあって、戦闘スタイル:臓器破壊+勘と 『物事や概念を突き破る程度の能力』でもって、肉弾戦で相手を捻じ伏せる豪快な戦い方が特徴。
格ゲー的に見ると、サムスピ的な単発火力特化型である。
攻撃モーションが重くまともにコンボが組めない半面、一発受けると硬直やダウンが長く、また攻撃範囲の大きい技も多いので迂闊に攻め込めない。
そして、だいたい5、6発も攻撃が入ればほとんどのキャラが沈む。
最大の奥義と言えるのが「内臓破壊」と呼ばれる超必殺技で、文字通り相手の内臓を突き手の衝撃で潰すエゲツない技。
発生が少し遅く、ガードも可能、威力も低いが、食らった相手はRPGの毒状態のごとく体力がじわじわ減っていく。
詳しくはニコニコMUGENwiki - 先代巫女を参照。
なお、キャラ本体は鳩氏によって代理公開されている。
またpixivユーザーのrekise氏によって素材集が配布されている。
関連イラスト
関連タグ
二次創作関連
「先代巫女」を主体とした二次創作作品の例
もしかして : 仙台味噌