「綺麗ね、あなたのガンプラ」
CV:藤田咲
人物像
キジマ・ウィルフリッドの実妹。
私立ガンプラ学園に在籍するガンプラファイターであり、兄と同じく同校のレギュラーチームの一員にして紅一点。
小柄ながらも兄同様に整った容姿を持ち、コウサカ・ユウマからも可愛いと評されている。
イギリスへのガンプラ留学を終え、全日本ガンプラバトル選手権全国大会を目前に帰国し、ニールセン・ラボで合宿をしている兄のチームへ合流。それと前後する形でカミキ・セカイと出会い、彼にガンプラの直し方を指導しながらビルドバーニングガンダムの修理を手伝った。
掴みどころのない性格の持ち主であり、出会って間もない人間とすぐ親しくなる一方、その自由奔放さは何らかの形で周囲を引っ掻き回す。
ガンプラビルダーとしての腕前は非常に高く、レディ・カワグチや監督で叔父のアラン・アダムスからも一目置かれており、兄ウィルフリッドやチームメイトのアドウ・サガからも愛機の最終調整を一任されるほど。
彼女の場合はガンプラをまるで生き物であるかのように扱い、その声に耳を傾ける独特の感性を持ち合わせており、ガンプラが手荒に扱われると「痛がっている」、丁寧に修理してやれば「喜んでいる」といった具合に表現する。
また、ガンプラ制作を他者に教授する事にも長けており、彼女の指導により、セカイはビルドバーニングガンダムの性能を更に底上げさせ、新たな必殺技を編み出すに至った。
なお、レディ・カワグチからセカイのガンプラの修復を手伝った理由を聞かれて「弱いガンプラと戦っても張り合いがないから」と答えており、全国最強を誇るガンプラ学園のレギュラーチームの一員なだけあってバトルの腕前に関しても相当な自信を持ち、またそれを裏付ける実力を有している。
その一方で、例え対戦相手の機体であってもバトルでガンプラを傷つける事を良く思っておらず、圧倒的な実力差を見せつけた上で相手に降参を奨める事もある。
使用ガンプラはG-ポータント。
戦績
全国大会二回戦でカリマ・ケイ率いる神奈川代表本牧学園チーム「グレート・K」と対戦。
ギリギリまでポータントの完成を遅らせた罰としてウィルフリッドから一人で戦うよう命じられ、それに従って本当に一人で「グレート・K」のヴェイガンギア・Kと戦う事になる。
ポータントの性能と三代目メイジン・カワグチをして「華麗」と言わしめるほどの操縦でヴェイガンギア・Kの猛攻を全く寄せ付けず、カリマに降参するよう呼びかけるが拒否されたため止む無くヴェイガンギア・Kを撃破した。
