韓国語で虎を意味するハングル表記。ラテン文字表記はHorangi、日本語では「ホランイ」と表記されることが多い。
朝鮮とトラ
朝鮮半島においてはトラ(アムールトラという現在ではもっとも大型の亜種である)が実際に生息しており、家畜などを襲っていたとされる(なお、同時に豹や狼も存在したとされるが、すべて虎のせいであるとされた模様である)。また一般の人たちにおいても身近な存在であったらしく、神話であるとか昔話によく登場する存在である。
18世紀ごろには朝鮮半島全域にそれなりの数が存在し、19世紀ごろにはまだ狩猟の対象として扱われていた。
しかしながらこの虎一匹が生存するためには大体東京都半分程度という莫大な森林面積が必要といわれているが朝鮮半島や周辺地域の開発が進み森林が減少したこと、家畜や人間に害をなすこことや彼らの皮や骨に価値があることにより狩猟の対象となったことにより、20世紀初頭にはほぼ絶滅したとみられ、現在では白頭山(中国との国境に存在する火山)に生息していると推測されるのみであるとされる。
関連項目
加藤清正(まれに絶滅の原因とされるらしい)