かりあげ正太
かりあげしょうた
概要
いたずらが大好きな29歳の平社員。
アパート住まいだが家賃をよく滞納させている。
ほんにゃら産業正社員ではあるものの成績は悪く、よく上司に怒られている。しかしときに大手会社との契約をとったり木村課長の息子のタカシに勉強を教えたりするなどと、実のところ仕事ができないだけでIQ自体は高い。上司(特に木村課長)もそのことはある程度認めており、よく「それを仕事に生かせたらいいのに...」と嘆いている。
能力
とにかく多彩で、かなりの規模の機械製作・改造、大工仕事、しまいには「ボクかりあげ」と表示されるコンピューターウィルスを自作したりするが、その才能の多くがいたずらをするという目的のために特化している。また飲み込みが早く、いかにも難しそうなものでもたいてい4コマのうちに覚える。しかし忘れるのも早い。
料理も得意で友人もその腕を認めるほど。ただし元来のヘソまがりな性格ゆえ、ろくに食べさせないこともある。
また、折り紙でカブト(虫のほうの)を折ることができたり、蝶結びならぬゴキ結び(モデルはG)が結べたりする。
また、公共の場で着ぐるみ・女装(衣装等もほとんど自作)して歩き回るシーンも多く見られ、コスプレすることに羞恥を感じない模様。
また作中彼の体内に毒をもっている描写が見られる。例えば
- 彼を引っかいた猫の手が腫れ上がる。
- 彼の風邪ウィルスがコンピューターウィルスを抹殺。
- 彼を撮影しようとしたレントゲン機が故障
などなど。
自動車免許を持っているが彼が運転するシーンはあまりない。(ちなみにアニメではエンディングにてオープンカーを運転していた)
ただ駐禁地帯にあの手この手で車を止めて取り締まりの婦警をおちょくるのはよくやっている。
まんがタウンにおける彼
常に表紙の端、もしくは載らないこともある彼だが(原作でも彼は飲食店にて端っこで壁際の席を好む描写がある。)それはおそらくほかのマンガに譲ってるだけで「かりあげクン」自体は2014年現在で34周年とロングセラーであり、クレヨンしんちゃん、鎌倉ものがたりとならんでキラーコンテンツと揶揄されている。またクレヨンしんちゃんの連載終了後は一時期だが表紙の中央に載った。
またクレヨンしんちゃんの野原しんのすけとは平成17年に発売された「かりあげクン トリビュート増刊号」にて競演したことがある。(作者は臼井儀人)。