概要
CV:日野聡(アニメ版)
CV:森田成一(CD版)
もう1人の主人公。御崎市内の普通高校の御崎高校1年生で15歳。
紅世の徒が作りだした喰われて死んだ人間の代替物であるトーチであり、その中でも内部に宝具を宿す
ミステスである。宝具は「零時迷子」。その能力により、毎晩零時に「存在の力」が回復するほか、封絶の影響を受けない。
感情が本質に無い性格で、何事も理屈で考えがち。真剣な時には特にその傾向が強くなる。
そのため他者からの好意には別に鈍感ではない普通の感性だが、自分の恋愛感情には非常に鈍感。
親友の池速人曰く、「要領が良いようでどこか抜けた」性格。
しかし、徒との戦いをはじめとした有事の際には、真剣になる程に落ち着いていくという一面も度々見せており、熟練のフレイムヘイズ以上に優れた洞察力と推理力を発揮することもある。
恋愛といった理屈が通用しない事柄には疎く、またトーチである自身の悩みから、そういった感情を持つ余裕がなかったため、はたから見ると優柔不断。
灼眼のシャナたんにおける坂井悠二
シャナに頭に乗られたうえに食べ物を食い散らかされる、髪の毛を抜かれるなど酷い目にあっているが本人はまんざらでもない様子である。また、ガチホモ変態親父に怪しい口調で話しかけられたり、アッー!寸前な事をされる、ヘカテーに変態呼ばわりされるなど豪い目に遭っている。
関連イラスト
本編でのネタバレ
劇中ではパートナーであるシャナ、共に非日常を知っている吉田一美の2人から好意を向けられている事に気付いていたが、自身が既にトーチである事も含めて決断を出せずにいた。それでもクリスマスイヴの日、2人からどちらを選ぶのかという決断を迫られ、遂に心を決めていた。
しかし、想い人の下へ向かう最中に、かつて戦った紅世の王、サブラクによって仕込まれていた宝具『非常手段』の発動によって、仮面舞踏会の本拠地『星黎殿』へと転移させられてしまう。
それと同時に、本来持っていた関係性の全てが消失し、母をはじめとした多くの人々から忘れられてしまう(この時点で覚えていたのはシャナ達以外には、吉田一美や佐藤啓作、田中栄太しかいなかった)。
星黎殿へと転移した悠二は、自身の中で変質していた零時迷子と星黎殿にあった宝具『暴君Ⅱ』が合一したことにより、紅世の創造神『祭礼の蛇』の代行体としてこの世に新たに顕現した。
その結果、シャナの最強の敵として御崎市で対峙していく事になる。