概要
ダリル(Darryl, Daryl, Darrill)とは英語圏の個人名。主に男性に用いられる。古いフランス語で「最愛の人」の意。
「ダリル」という名の人物
架空の人物
- ゲーム『ファイナルファンタジー6』の登場人物。 → 本頁で記述
- アニメ『ギルティクラウン』の登場人物。 → ダリル・ヤン
- アニメ『機動戦士ガンダム00』の登場人物 → ダリル・ダッジ
- 小説『機動戦士ガンダムUC』の登場人物 → ダリル・マッギネス
- 海外ドラマ『ウォーキング・デッド』の登場人物 → ダリル・ディクソン
『ファイナルファンタジー6』のダリル
本編では既に故人であり、メインキャラクターの一人であるセッツァー・ギャッビアーニの回想の中で登場する女性。
セッツァーの友人兼ライバルである人物で、飛空艇「ファルコン号」の所有者である。セッツァーは生涯で一度もダリルとのスピード勝負に勝つことは出来なかったという。
ある時、テスト飛行のためにダリルは愛機ファルコンで飛び立つがそのまま消息を絶ち、それから1年後にセッツァーにより墜落したファルコンとともに帰らぬ人となって発見される。
その後、セッツァーの手により修理されたファルコンはダリルとともに墓に埋葬されていた。
人物像
作中ではその経歴はセッツァーの口から語られる程度であり、実際どのような人物であったかは未だ謎が多い。セッツァーとは友人関係であったが男女間の恋愛的感情があったのかは不明。
世界で2つしかない飛空艇の所有者であることも然る事ながら、彼女が埋葬される「ダリルの墓」は内部が迷宮となっており侵入者避けの仕掛けが施されているなど、生前は非常にお金持ちだったのではないかと思われる。実際、墓に飛空艇一機を収納するというのはスケールがハンパではない。収納させた側もそうだが。
そんな人物が行方不明になって1年も発見されなかったのも不思議だが、本作において飛空艇が「ファルコン」と「ブラックジャック」の2機しかなく、唯一広範囲を捜索できたのがセッツァーのみであったことも一因しているのかもしれない。
「今考えている事の逆が正解だ。でもそれは大きなミステイク」
という名言(迷言)を残していることがセッツァーの口によって語られているが、正直意味不明である。ファンの間ではこの台詞を「ギャンブルにおける心構え」「反骨精神の強すぎるセッツァーをたしなめる意味で使用した」など様々な憶測が展開されている。
崩壊前でも、とあるイベントを踏めばダリルの存在をセッツァーの話から聞ける。
しかしながら作中で登場するのはセッツァーの回想の中のみである。
にも関わらず人気が高いキャラクターであると言える。
Pixivでは前述の経緯から、セッツァーとのツーショットによるイラストが多い。
また、ライバル関係というのはあくまで飛空艇のスピードという意味であるが、「ギャンブルでもライバル関係だったのではないか」という推測もされており、それを意識したイラストも存在する。