概要
カイエンはそれが魔列車であることに咄嗟に気付くが、マッシュはすでに興味本位で車内探索に乗り込んでしまい、彼を呼び戻そうと同じく乗車したタイミングで列車が動き出してしまう。マッシュたちは、なんとか脱出するために先頭車両を目指すことになる。
ここでのパーティ構成は、前述のマッシュとカイエンの他、ドマ近辺の一軒家で一時的に仲間になるシャドウも同乗させることが出来、魔列車での戦闘の間はパーティを途中離脱することはない。
また、車内にいる一部の幽霊は話しかけるとパーティに加える事が出来る(但し、先頭車両まで行くとパーティから離脱するイベントが発生する)。
シャドウがいなければ最大2人まで加入する事が可能だが、二人目の幽霊は一人目よりも若干パラメータが下回る。特殊コマンド「とりつく」はその名の通り相手モンスターに取り憑き呪い殺す技で、使用すると幽霊自身も戦闘不能になりそのままパーティを離脱する。
なお、ここで流れるBGMのタイトルも「魔列車」である。
魔列車(ボスキャラ)
本ステージでのボス。戦闘ではパーティは車両の前を全力で走り続けるという特殊なギミックが施されており、汽笛や蒸気、車輪などを使った列車らしい攻撃を使用する。
直接戦うとなかなか手強いが、アンデット系のモンスターなので「フェニックスの尾」や「聖水」を使うと一撃で倒せる。
また、マッシュの必殺技「メテオストライク」をかけることも可能で、列車を宙高く放り投げる姿がシュールであると一部で話題になることも。
ちなみに、この時点での魔列車は6両編成のはずである。大丈夫か乗客。
FF8のG.F.「グラシャラボラス」は列車の姿をしており、魔列車を連想した人も多い。
その他
前述の通り死者を冥界に送る列車であるため、乗客や乗務員、登場するモンスターもアンデット系であり、唯一の生存者はパーティメンバーだけ・・・かと思われたが、とある一室で宝箱を開けようとすると剣士ジークフリードなる人物と対戦することになる。勝利すると無理矢理宝箱の中身を強奪し高笑いとともにその場を去っていくが、彼がどういった経緯で魔列車に乗り、どうやって下車したかは不明のままである(その後のイベントにも登場していることから、少なからず亡者ではない様子)。
魔列車に直接遭遇することはこのイベントが最初で最後だが、後に登場する「カイエンの夢の中」にもこの車両を意識したマップが登場している。
リメイク作品や派生作品でゲストキャラもしくはステージとしても登場。
『FF1(GBA版以降)』、『FF4TA』には敵モンスターとして登場。FF4TAでは原作を意識してかバックアタックで襲ってくる。
『ドラゴンクエスト&ファイナルファンタジー in いただきストリート ポータブル』、『DDFF』ではマップとして魔列車ステージが追加されている。
いたストポータブルでは連結スイッチにより中央のエリアが左右の離れたエリアに交互に移動するのが特徴。DDFFでは狭いのが特徴。
また、DDFFでは他に、魔列車戦をモチーフとしたPSPのカスタムテーマが配信されたり、魔列車のBGMを戦闘曲として使用できるDLCが販売されたりもしている。
『FFT』では「秘境」として「魔列車」の名前が登場する。
関連動画
FinalFantasyVI OST「魔列車」
関連タグ
マッシュ・レネ・フィガロ カイエン・ガラモンド シャドウ(FF6)