winx_club
うぃんくすくらぶ
概要
イタリアのレインボーS.r.l.で制作されたアニメシリーズ。他国にも配給されている。
海外（特にイタリア）では人気が高いが、日本ではあまり知られていない模様。
主に女児対象で作られているが、最近ではWinx Fairy Coutureなど大人の女性をターゲットにした商品展開もされている。
魔法を使える者がチームを組んで変身して戦うといういわゆる魔女っ娘ものではあるが、日本のそれとの大きな違いとしては「一部の例外を除ければ変身する時にアイテムを使う必要性があまり無く、劇中で登場した魔法のアイテムも単独でグッズ化されることが少ない。」「魔法学園の要素が強い。」「６人のヒロインは光り輝く正の魔法を使う妖精であり、魔女は暗い負の魔法を使う存在として描かれる。」などが挙げられる。
どのシーズンでも必ず２６話で完結するように作られている。しかし、新シーズンがはじまってもストーリーや世界観や人間関係などがリセットされることがなくストーリーに長く影響を与えるサブキャラも多いので、ストーリーが進んで様々な謎が明かされていくにつれて人間関係は複雑化する一方である。
Rainbow S.r.l.が創立されてから約10年経った2004年にイタリアで放送が開始され、2015年2月14日現在はSeason7と新しいスピンオフ作品WinxClubWOWの放送予定があることが公式に発表されている（それらの放送予定日は不明）。
監督のイジーニオ・ストラッフィ自身がこのアニメに美少女戦士セーラームーンからの影響があると語っており、日本の作品からのオマージュも多く存在する。
ちなみに、国は違えど奇遇にも放送開始日が近く変身して戦うという点が似ているプリキュアと違って男性のファンは少ない様子。
ストーリー
winx_clubは魔法の惑星Magixに住むフェアリーたちが結成したグループである。
ある日、16歳にしてファンタジーに憧れていたブルームは、Knut（クヌート(魔物)）と戦っていたステラを助け、魔法の力があることが判明する。
そして、魔法世界の首都「Magix」（マジックス）に移り、寄宿制の妖精大学校アルフェアに入学、その時一緒だったルームメイトとwinx_clubというチームを作る。
ブルームは自身の出生の秘密を解き明かし、仲間と一緒に魔法の勉強をしながら様々な人々と協力して悪党から世界を守ろうとする。
魔法世界の歴史
- シーズン１以前
とてつもない力を持った炎龍は魔法の宇宙を作った後、惑星ドミノで眠りについた。
地球では妖精と人間が共存していたが、妖精たちは強大な魔力を持っていたため５人のウィザードに狙われ自分自身を封印することで自分の身を守ろうとした。それ以降、人間は妖精を信じなくなっていった。
惑星ドミノの王国で国王オリテルと女王マリオンの間に生まれたダフネとブルームは炎龍の力「ドラゴンフレイム」を引き継ぐが、三人の魔女アンセストロ・ウィチーズはドラゴンフレイムの力を狙ってドミノを襲った。
ダフネはまだ幼い妹のブルームを地球へと逃がし、ブルームは地球のガルデニア町に住んでいた人間の夫婦マイクとヴァネッサの手で大切に育てられる。
アンセストロ・ウィチーズによってダフネは戦友ポリテアと共にサイレニクスの呪いで体が変異する。
ファラゴンダ、グリフィン、サラディンそしてオリテルとマリオンは光の結社を結成し、アンセストロ・ウィチーズをオブシディアンと呼ばれる邪悪な空間へと封じ込めるが、アンセストロ・ウィチーズはドミノのすべての王族と民をオブシディアンの中へと引きづり込み道連れにした。その結果、ドミノ王国は崩壊した。
ダフネも惑星ドミノから離れた惑星マジックスの湖ロッカルーチェの中で暮らすようになる。
- シーズン１
生まれ故郷の破滅や自分が何者であるかも知らないまま１６歳になるまで育ったブルームはある日ステラという惑星ソラリアのプリンセスと出会い、自身が魔法の力を持った者であることを知り、ステラに誘われるがままに親元を離れて魔法世界の寄宿制学校アルフェアに入学しルームメイトと仲良しグループ「ウィンクス・クラブ」を結成し、ウィンクスの仲間たちと共に魔法のお勉強をするようになる。しかし、ブルームは妖精のための大学校アルフェアで暮らしながら、自分が持っていた炎龍の力やステラが持っていた星の杖を狙う三人の魔女トリックスに襲われるようになり、自身の出生の秘密も知っていく。
その後、ブルーム率いるウィンクス・クラブの活躍によってトリックスは投獄される。
- シーズン２
恐ろしい邪悪なシャドーフェニックスのロードダーカーが魔法の異次元空間レリクスにある強大な魔力を狙って、レリクスを開くことが出来るアイテムのコーディクスを手に入れるためトリックスを脱獄させトリックスと共にコーディクスがあると思われる場所を襲いコーディクスを奪っていく。ロードダーカーに襲われたピクシー村のピクシーたちを守ろうとした波の妖精アイーシャはウィンクス・クラブの子達と共にロードダーカーを倒す。
- シーズン３
アンセストロ・ウィチーズの息子バルトルは長い間封印されていたがアンセストロ・ウィチーズの子孫であるトリックスの力によって復活した。バルトルはトリックスと手を組み、魔法世界の学校をめちゃくちゃにしていき人々を怯えさせていく、この時ブルームもドミノが滅んだ日にオリテルとマリオンを殺したとバルトルに言われ精神的に追い詰められていく。宇宙最強の魔術師になることを熱望し人々を恐怖で支配しようとしたバルトルはエンチャティクスの力を手に入れたウィンクス・クラブに殺された。
- 劇場版第一弾『失われた王国の秘密（The Secret of the Lost Kingdom）』
ウィンクス・クラブの６人の妖精は妖精学校アルフェアのカリキュラムを全て終えて卒業し、ガーディアン・フェアリーの称号を得た。その後、ブルームはウィンクス・クラブの仲間たちと共に失われたドミノ王国の秘密を調べ、オブシディアンへと行く。ブルームとダフネとスカイの活躍によってアンセストロ・ウィチーズとマンダゴラが倒され。そのことによってアンセストロ・ウィチーズの邪悪な力で凍りついていた惑星ドミノの氷は溶け、マンダゴラが守護していたオブシディアンの力で石と化していたドミノの住人もすべて元通りに復活した。
- シーズン４
ウィンクス・クラブはガーディアン・フェアリーとしての任務を妖精学校の校長ファラゴンダから与えられ、地球最後の妖精を探しに地球で暮らすようになる。ウィンクス・クラブは地球最後の妖精ロキシーを見つけ、他の地球の妖精たちも復活させた。そして、ウィンクス・クラブの活躍によって地球の人々は妖精を信じるようになった。
- 劇場版第二弾『魔法の冒険（Magical Adventure）』
ウィンクス・クラブによってアンセストロ・ウィチーズは死に、ドミノ王国の王女ブルームとエラクリオン王国の王子スカイは両親から結婚の許しを得る。
- シーズン５
アンドロスの海の王国で海王に選ばれなかったトリタスヌ王子が反逆を起こし、トリックスと手を組みすべての海を支配する。ウィンクス・クラブは妖精学校アルフェアに再び戻る。サイレニクスの力をさらに多く求めたダーシーとストーミーによってポリテアの体は消滅した。ウィンクス・クラブはサイレニクスの力でトリタヌスを捕まえ、海王ネプチューンは実の息子トリタヌスをオブヴィオンの領域に放り込んで永久追放した。
ブルームはサイレニクスの力でダフネにかかっていたサイレニクスの呪いを解き、ダフネは実体化し湖の中ではなく陸で暮らすようになる。
- 劇場版第三弾『深淵の神秘（Mystery of the Abyss）』
ポリテアは無限の海にある皇帝の玉座の力によって復活し、オブヴィオンの領域からトリタヌスを召喚した。ポリテアはトリタヌスとトリックスと手を組み、無限の海を支配した。その後、ウィンクス・クラブの活躍により、ポリテアとトリタヌスとトリックスの魔の手から無限の海は守られた。
- シーズン６
魔女学校クラウドタワーにセリーナという少女が入学した日にトリックスは力づくでクラウドタワーを乗っ取った。セリーナはトリックスと協力し、人々を襲うようになる。その後、ウィンクス・クラブの活躍よってセリーナは悪事を働くことをやめた。
ダフネはトーレンという異国の男と結婚した。
- シーズン７
キャラクター
ウィンクス・クラブ（winx_club）のフェアリー
ウィンクス・クラブ（winx_club）の妖精たちは寄宿制の妖精学校アルフェアに在籍し、寮で暮らしている。劇場版第一弾で妖精学校アルフェアを卒業しガーディアン・フェアリーの称号を得たが、その後シーズン４の序盤は教師として学校に来き、シーズン５ではシーレニクスなど新しく取得する魔法の研究のために学校に戻りなぜかまた学生のように過ごしている。
（一応、劇場版第一弾以降は昼間に外出することが多くかなり自由に行動している模様。しかし、いつまで経ってもウィンクスが学生気分でいることに不満を持つファンもいる。）
本作主人公。惑星ドミノ生まれのプリンセス。ドミノのガーディアン・フェアリー。炎龍の魔法ドラゴンフレイムを使う。もともとは地球の町ガルデニアに住んでいた。素直で正義感が強い。しかし、辛いことに耐えるのが苦手ゆえ現実逃避気味である。
スカイのガールフレンドでありスカイの今の婚約者でもある。しかし、なかなか結婚しないのでダフネに先を越された。
惑星ソラリア生まれのプリンセス。ソラリアのガーディアン・フェアリー。太陽と星の魔法を使う。元気で自由奔放。勉強が嫌いで授業の内容は全く覚えていなかったそう。その気まぐれな性格でみんなをこまらせることもしばしばあるという。ブランドンのガールフレンド。将来の夢はファッションデザイナー。
惑星リンフィア生まれの女の子。自然のガーディアン・フェアリー。自然の魔法を使う。穏やかで恥ずかしがり屋。植物が大好きでよく植物の実験をしてみんなを困らせることも。また、ナガティブで引っ込み思案なところがある。しかし、いざというときは注意をしたりと、しっかり者の面もある。ヘーリアのガールフレンド。
惑星メロディ生まれの女の子。音楽のガーディアン・フェアリー。音楽の魔法を使う。ちょっとツンデレな娘。不良少年と付き合っていておてんば。たまに毒舌になることもある。
リーベンのガールフレンドだったが、シーズン6でリーベンと別れた。
惑星ゼニス生まれの女の子。テクノロジーのガーディアン・フェアリー。テクノロジーの魔法を使う。クールな性格。コンピューターゲームが大好き。機械的な分析力と判断力に優れているため、その逆の人間らしい感情表現をすることで悩むことが多い。
ティミーのガールフレンド。ティミーとはシーズン1から付き合っているのに一対一での初デートがシーズン6の時とかなりの奥手であった。
シーズン2から登場する黒人少女。US版やフランス版ではLayla（レイラ）。正式に仲間になったのはシーズン2エピソード12から。
惑星アンドロスの陸で生まれのプリンセス。ガーディアン・フェアリー。モーフィックスというピンク色の液体を操る。
勇敢で運動神経抜群。ナブーとは婚約していたがシーズン4で死別、その後ロイと愛し合うようになる。
その他のWinx
シーズン4から登場する、地球の国「Tir Nan Og(ティル・ナン・オグ)」の最後の生き残り。動物のフェアリー。
winx_clubの仲間と共に戦うことになる。Winxの正式なメンバーではない。シーズン5で妖精学校アルフェアに入学した。
ファンアート上ではウィンクス・クラブのメンバーとして描かれることが多い。
Specialists（スペシャリスト）
スペシャリスト養成学校レッドファウンテンに在籍する魔法騎士たち。
魔法世界のスペシャリストとしていつもパントムブラーデという特殊な武器を扱い、ドラゴンの調教方法などを学んでいる。
惑星エラクリオンのプリンスなので、正真正銘の王子様である。ディアスプロという婚約者がいたにもかかわらずブルームに恋をしてしまい、その後ディアスプロと別れて劇場版第一弾のラストでブルームにプロポーズをした。スペシャリストのリーダー。シーズン５から髪型が大きく変わった。以前ブランドンと入れ替わって周囲を混乱させた時期があった。賢くて勇敢でお茶目で完璧。
↑下のほうの男子がスカイ。
スカイの従者。ステラのボーイフレンド。身体能力が一番高い。かなりのイケメンで、ステラ以外の女子から好かれることもあり、ステラと付き合う前はかなりのプレイボーイであったらしい。
無愛想だが気は優しい。ミューサのボーイフレンドだったが、シーズン6で恋人との付き合いよりもスペシャリストとしての訓練に夢中になりすぎたことが原因でミューサと別れた。歌が上手。トリックスの罠に引っ掛かり、スパイとして使われていた事も。
ちょっと照れ屋な眼鏡男子。テクナのボーイフレンド。運動はあまり得意ではないので、機械を主に扱う。
シーズン2の8話から登場する、フローラのボーイフレンド。平和主義者。校長サラディンの甥。元々は美術学校に在籍していたため、絵が得意。折り紙を折るのも好き。
↑左の方がヒーリア
ピクシー
シーズン2から登場する小さな妖精。ウィンクス・クラブ（Winx_Club)
をサポートする。
ブルームと魔法の繋がりを持つピクシー。ピンク色の短髪。いつもブルームの近くにいるせいか、キーコにやきもちを焼かれることも。
ステラと魔法の繋がりを持つピクシー。愛の妖精。
フローラと魔法の繋がりを持つピクシー。ツインテール。フローラの恋を応援した。
ミューサと魔法の繋がりを持つピクシー。プライドが高い。
テクナと魔法の繋がりを持つピクシー。よくコンピューターゲームでテクナと対決する。
アイーシャと魔法の繋がりを持つピクシー。一番小さく、バブーとしか喋れない。
ヴィラン（悪党）
The Ancestral Witches（アンセストロ・ウィチーズ）
炎龍の力（ドラゴンフレイム）を狙って惑星ドミノを襲った三人の魔女。ファラゴンダ率いる光の結社によって敗北した。しかし、光の結社によってオブシディアンに投獄される時にドミノの王族と民をオブシディアンの空間に引きづり込み、ドミノは破滅してしまう。その後、オブシディアンの力によって幽体化した。
氷の力を持つ。
闇の力を持つ。
嵐の力を持つ。
Trix（トリックス）
三姉妹の魔女が結成したチーム。ドミノを滅ぼした三人の魔女（アンセストロ・ウィチーズ）を先祖にもつ。winx_clubを倒そうと様々な悪さをする。
もともとクラウドタワー魔女養成学校に在籍していたが、ブルームのドラゴンフレイムの力を使いマジックスを滅ぼしかけた為、退学、投獄された。しかしシーズン2以降はダーカーやヴァルトルやトリタヌスなどの力を借りて段々と強くなっていく。シーズン4以外は、常にWinxの
敵役となっている。
トリックスの長女。氷の魔法を使う。世界征服をもくろむ。シーズン5ではトリタヌスと恋人関係にあった。
トリックスの次女。常に冷静。闇の魔法を使う。シーズン1では悪事をうまくすすめるためにリーベンと恋人として付き合っていた。
トリックスの末っ子。雷の魔法を使う。
Lord Darker（ロードダーカー）または、The Shadow Phoenix（シャドーフェニックス）
シーズン2に登場。コーデックスを奪おうと企む。
Valtor（ヴァルトル）
シーズン3に登場。アンセストロ・ウィチーズの息子。紳士的な見た目。魔法の力で他の者の意思を操ることができる。ディアスプロと契約していた。
Mandragora（マンダゴラ）
劇場版第一弾に登場。昆虫を操ることが出来る、オブシディアンの守護者。
The Black Circle（ブラックサークル）
シーズン4に登場。4人組。妖精をつかまえてパワーを吸い取り強くなろうとする。
- Ogron（オグロン）
リーダーで頭脳派。
- Gantlos（ガントロス）
手を合わせると衝撃波が出る。
- Anagan（アナガン）
俊足。
- Doman（ドゥマン）
色々なものに姿を変えられる。実は病弱。
Tritannus（トリタヌス）
シーズン5に登場。アイーシャの故郷アンドロスの海のプリンス。次期国王に選ばれた兄弟のネレウスに嫉妬心を抱いて反逆を起こし、トリックスと協力するようになる。地球の汚染物質で強力なモンスターに変わる。かなりワガママで、自分のワガママを通すためなら自分の家族を自分に付き従う怪物に変えても平気である。自分のワガママを聞いてくれたアイシーを愛している。シーズン5の終盤で父ネプチューン王から終身刑を言い渡され、オブヴィオンに投獄された。
Politea（ポリテア）
シーズン5エピソード23に登場し、劇場版第三弾でヴィランとして活躍した。かつて戦友だったダフネを見殺しにし、アンセストロ・ウィチーズによってサイレニクスの呪いがかかり怪物の姿に変わった。
学校の先生・生徒
妖精学校アルフェア
- Faragonda（ファラゴンダ）
妖精学校アルフェアの校長。グリフィンとは良きライバルである。昔、グリフィンやオリテルとマリオンと一緒にトリックスの祖先と戦っていた。
- Griselda（グリゼルダ）
妖精学校アルフェアの校長補佐。とても厳しい先生。防衛について教えている。
- Professor Palladium（パラディウム 教授)
エルフ。魔法のシュミレーション・ルームを担当している。シーズン２以降、大きくデザインと性格が変更された。
- Professor Wizgiz(ウィスキズ 教授)
エルフ。姿を変える魔法について教える先生。
- Professor DuFour(デュフール 教授)
マナーについて教えている。ミューサの親の昔の友達。
- Professor Avalon(アバロン 教授)
魔法と哲学の先生。ダーカーと繋がりがある。
- Daphne(ダフネ）
ブルームの実姉であり、惑星ドミノのプリンセスでもある。サイレニクスの魔法を使うニンフ。トリックスの祖先からブルームを守った。サイレニクスの呪いで長い間幽体化していたが、シーズン5の終盤でサイレニクスの呪いが解けて元の姿に戻った。シーズン6で妖精学校アルフェアの歴史の先生になり、トーレンと結婚した。
リンフィア星のプリンセス。妖精学校アルフェアの生徒。ヘーリアの幼馴染。
スペシャリスト養成学校レッドファウンテン
- Saladin([[サラディン)
スペシャリスト養成学校レッドファウンテンの校長。ヘーリアのおじさん。昔、ファラゴンダやグリフィンと一緒にトリックスの祖先と戦っていた。
地球のガルデニア町の人々
- Mike(マイク)
ブルームの育ての父親。消防士。火事で燃えていた家の中にいた赤ちゃんのブルームを助けた。
- Vanessa(ヴァネッサ)
ブルームの育ての母親。お花屋さん。孤児状態にあったブルームを自分の子供として大切に育てた。
- Mitzi(ミッツィ)
マイクとヴァネッサが住む家の近くに住んでいる。メイシーの姉。自分よりも社会的地位が低い者に対してはいじわるである。ガルデニアでは地味でお金持ちでもなかったブルームとは逆にガルデニアでは人気者でお金持ちの女の子。
- Macy(メイシー)
性格は姉のミッツィとは逆でとても優しい。悪党を嫌っている。
- Andy(アンディ)
ブルームの高校時代の元カレ。男友達とバンドを組んでボーカルをしている。
惑星ドミノの人々
- Oritel(オリテル)
惑星ドミノの国王。ブルームの産みの父親。マリオンの夫。
- Marion(マリオン)
惑星ドミノの女王。ブルームの産みの母親。オリテルの妻。
惑星エラクリオンの人々
- Erendor(エレンドル)
惑星エラクリオンの国王。スカイの父親。サマーラの夫。息子に対してかなり過保護である。オリテルとは仲が良かった。
- Samara(サマーラ)
惑星エラクリオンの女王。スカイの母親。エレンドルの妻。
- Diaspro(ディアスプロ)
惑星エラクリオンのプリンセス。赤い宝石の魔法を使う妖精なので変身出来る。ブルームの恋敵。高い身分にこだわり、スカイ王子と婚約していたが、スカイがブルームと愛し合うようになって婚約破棄されたことを根に持っている。スカイに媚薬を盛ったりエラクリオンのお城から出られないようにしたり、ブルームを殺そうとしたりする。
惑星ソラリア人々
- Radius(ラディウス)
惑星ソラリアの国王。ステラの父親。ルナの元夫。太陽のシンボルを身に着けている。ステラの話によると、太陽の力が無くなると死ぬらしい。
- Luna(ルナ)
惑星ソラリアの女王。ステラの母親。ラディウスの元妻。月のシンボルを身に着けている。いつもラディウスに冷たくされているが、それでもラディウスの体調を心配してラディウスが倒れたら看病もした。
惑星メロディの人々
- Ho-Boe(ホー・ボエ)
惑星メロディの民。貧しい音楽家。妻のマトリンの死のショックで、音楽活動を避けるようになる。
- Matlin(マトリン)
惑星メロディの民。美しい歌声を持つ歌手。オペラ歌手としてのキャリアを諦めて、夫のホー・ボエと一緒に音楽活動をすることを選んだ。ミューサが幼い頃に死んでしまう。
惑星リンフィアの人々
- Miele(ミーレ)
リンフィアの民。フローラの妹。妖精なので変身出来る。
惑星ゼニスの人々
- Cryos(クライオス)
惑星ゼニスの国王。助手がいる。
惑星アンドロスの陸の人々
- Teredor(テレドル)
惑星アンドロスの陸の国王。ニオベの夫。アイーシャの父親。
- Niobe(ニオベ)
惑星アンドロスの陸の女王。テレドルの妻。アイーシャの母親。
アンドロス出身のアイーシャの婚約者。彼女を追いかけてマジックスへやって来た。
シーズン3の18話から登場する。初登場時はストーカーの様な感じだった。
シーズン2の24話では危険を顧みずティル・ナン・オグを守って死んだ。（その後、アイーシャは魔法で生き返らせようとしたが、それをオグロンが妨害したことでナブーは生き返ることができなかった。生きている可能性はゼロではない。）
惑星アンドロスの海の人々
- Neptune(ネプチューン)
海の王。テレドルの兄弟であり、アイーシャのおじさんでもある。トリタヌスとネレウスとリジェアの父親。リジェアの夫。王として反逆者トリタヌスに罰を与える立場にあり、厳格で厳しくも息子であるトリタヌスに対して愛情もあったらしく複雑な気持ちを抱いている様子。
- Ligea(リジェア)
海の女王。トリタヌスとネレウスとリジェアの母親。ネプチューンの妻。
- Nereus(ネレウス)
海のプリンス。トリタヌスとリジェアの兄弟。戴冠式でトリタヌスに殺されかけるもトリタヌスに対しては暴力的手段を使わずに話し合いで悪事を止めようとしていた。しかし、シーズン5の終盤では海王ネプチューンの剣を握りながらトリタヌスとガチで争うことになる。
- Tressa(トレッサ)
海のプリンセス。トリタヌスとネレウスの兄弟。いとこのアイーシャと仲が良い。
シーズン5から登場。アイーシャのことが好き。
劇中で使われる用語
- ガーディアン・フェアリー（Guardian Fairies）
魔法の宇宙を守護する妖精を指す言葉。妖精学校アルフェアを卒業し、エンチャティクスのレベルにまで達した妖精に与えられる称号である。この称号を持つ者は世界の脅威となる者や悪の勢力と戦わなければならない。色々と条件はあるものの魔女も魔女学校クラウドタワー卒業後はガーディアン・ウィチーズとなる可能性がある。
現在、ガーディアン・フェアリーとして知られている妖精は、ブルーム、ステラ、フローラ、ムーザ、テクナ、アイーシャ、ダイアナ、オーロラ、シビラ、ネブラの計１０人である。
- 魔法世界（Magic Dimension）
魔法の宇宙（Magic Universe）とも呼ばれる。妖精や魔女といった魔法使いやドラゴンやペガサスといった魔法の動物が住む場所全体を指す言葉。ウィンクス・クラブの物語の舞台はこの魔法世界であることが多い。首都はマジックス。地球も妖精や魔法の動物が住んでいる地域はこの魔法世界の一部とみなされる。
- レリクス（Relix）
コーディクス（Codex）と呼ばれる４つのアイテムを集めて使うと開かれる異次元空間。そこには宇宙の強大な力があると言われている。
- 無限の海（Infinite Ocean）
サイレニクスの力で開かれる魔法の海門を通れば行ける異次元空間。光の柱、バランスの柱、コントロールの柱など魔法世界のすべての力の基盤を支えている柱がある。「皇帝の玉座（Emperor's Throne）」と呼ばれる巨大な玉座があり、その玉座には無限の海の中で一番強大な魔力がある。この空間は3DCGで描かれている。
- オブシディアン（Obsidian）
Obsidian（黒曜石）という名の通り不思議な黒い石で出来ている特殊な空間。凶悪な者を閉じ込める場所として使われている。魔力を持った者がこの空間に入るとその者の魔力は暴走した後に消滅していく（ただし、普通の体を持たないダフネなどはこの空間の中でも魔力が使えた）。マンダゴラがこの空間を守護していたため、マンダゴラが死んだ時にこの空間も崩壊した。
- オブヴィオン（Oblivion）
不思議なキューブで出来た特殊な空間。オブシディアンと同じように凶悪な者を閉じ込める所として使われている。この空間に入った者はキューブの中に留まるように幻覚を見せられることによって混乱に陥る（ただし、自力でキューブを破壊することは可能であり、自分の体を包むキューブを破壊すれば幻覚からも解放される）。ブルームはここでネガティブな幻覚を見せられた。
- レジェンダリウム（Legendarium）
古今東西の伝説が刻み込まれている魔法の書。ただ大声でその伝説上のものの名前を唱えればそのものを召喚することができる。架空の世界と現実の世界を繋ぐものであり、ミーシィクスの魔法を使えばレジェンダリウムの架空の世界の中に入ることが出来る。この書の中の世界は3DCGで描かれている。
主な変身フォーム
ちなみに、変身しても個人の名前は変わらない。
シーズン４の序盤以外では人間の前で正体を隠すこともない。
1Magic winx（マジックウィンクス）
一番最初のフォーム。かなり質素。ディアスプロやミーレなど多くの妖精がこの最初のフォームを使っている。
2Charmix（チャーミックス）
最初のフォームにブローチとポシェットが付いた変身。心の迷いを取り除くと変身出来る。
3Enchantix（エンチャンティックス）
最初のフォームに比べると格段に豪華になった。自分を犠牲にして同じ国の人を助けると変身できる。「大きな羽が生える」「髪型が大きく変わる」などといった特徴がここから定着しはじめる。
4Beliwix（ビリーウィックス）
周囲にいる人々の魔法や妖精を信じる心によって強くなる。そのため、周囲にいる人々が魔法や妖精を信じていないと弱くなる。
Bellieve（信じる）という単語から名付けられている。
そのなかでも様々な力を持ったフォームに変身できる。
- スピーディックス
- ソーフィックス
- トラーシックス
- ラヴィックス
5Harmonix（ハーモニクス）
シーズン5の初期段階での変身。サイレニクスを手に入れるための試験を受けている間だけ使える。ドレスのような見た目。
6Sirenix（サイレニクス）
シーズン5の後期段階での変身。海中の中で主に使われる。Infinite Ocean（無限の海）と呼ばれる異次元空間（３ＤＣＧで表現されている）に入るための門を開けられるようになる。
サイレニクスを手に入れるための試験（一か月以内にクリアできないと永久に魔力を失う）で出される問題をすべてクリアしないと手に入らない。
ちなみに、サイレニクスを手に入れた目的を達成するとサイレニクスの守護精霊に願いを叶えてもらえる。それは「Sirenix Wish」と呼ばれている。（シーズン５の終盤でブルームは目的を達成した後にSirenix Wishでダフネにかかっていたサイレニクスの呪いが解かれることを願ったのでダフネは今の姿になった。）
7Bloomix（ブルーミクス）
ブルームが持つドラゴンフレイムの力で強くなる。ちなみにブルームもそのフォームに変身できる。髪の色が変わるキャラも。
8Mythix（ミーシィクス）
Mythixの魔法が入っているステッキで変身する。魔法の書レジェンダリウムの世界（３ＤＣＧで表現されている）で使える。キャラの体も３ＤＣＧ化する。