アニメ「艦隊これくしょん」第3話「W島攻略作戦!」にて、一瞬の油断からあまりに寂しく、儚い最期を遂げた駆逐艦、如月。
出撃前に睦月と交わした約束は、あまりに突然の、そして永遠の別れによって守られることはなかったのである。
友との死別を経験し、心に深い傷を負った睦月は、4話では奥底に眠っていた彼女を喪った悲しみが溢れて、10話では功を焦り轟沈の危機に晒された主人公吹雪を諌める為に、今は亡き如月に触れ、大粒の涙を流した。
11話では、彼女に向けて花(桔梗?)を手向け、吹雪らMI攻略部隊の無事を祈っていた。これも、彼女が既にこの世にいないがゆえの描写である。
当然、3話で如月があのようなことになっていなければ、このような悲壮な光景は避けられたであろう。
そして、最終話に至っても如月の死が報われた、実は生存していた等の明確な描写は確認されなかった。それどころか…。
少なくとも言えるのは、3話で如月は轟沈し、その後出てくることはなかったということである。
もし、彼女をあの時救えていたならば…
如月に伝えたい事とは何だったのだろうか…
戦争の理不尽に、突如として友人(解釈によっては妹)を奪われた睦月の心境を察し、そう悔やんだ提督は多かった。
W島の悲劇から如月を生還させ、親友睦月の元へ帰したい。
3話の最後の睦月の回想で如月が見せた、本編では二度と見る事の叶わないあの笑顔を見たい。
6話でカレーを食べることも、8話で水着を着て海で遊ぶことも、大和ホテルもとい大和が振舞う料理を口にする事も許されなかった如月に、あの日常を謳歌させてやりたい。
何よりも、交わした約束を果たしてやりたい。
救えるチャンスがあるならば、救うしかないではないか!
数々のキャラクターや人物が、あの日の1540頃(作中での如月轟沈時刻は1542)のW島へ、彼女の救出に駆けつけた。
とあるチョビヒゲが仇討ちの為に自国の潜水艦部隊を送り込んだり、
別の人気アニメのプロデューサーがダメコンに来たり、
赤いイレギュラーハンターに救出された例もある。
そしてもちろんこのお方も……!!
いや、世界を超えなくても駆逐艦大好きな戦艦が現れたっていいじゃない……
彼らは艦載機を爆弾投下前に未然に撃墜したり、爆弾を受け止めたり、沈みゆく如月をサルベージしたりして、如月を救出。悲劇は回避されたのである。
こうして如月と如月提督は救われたのだ…!
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