声 - 嶋村侑
海賊部隊のMSパイロット。階級は少尉。髪色はサーモンピンクで腰まで届く長髪。ベルリよりやや年上で背丈もベルリより高い。アメリア軍総監のグシオン・スルガンの養女で海賊部隊やアメリア軍では姫様と呼ばれる。専用機は「G-アルケイン」。「G-セルフ」にも認証されており操縦が可能。血気盛んで、自身の立場を顧みずにMSで前線参加したがるため、メガファウナのクルーには「突貫娘」「突撃娘」「じゃじゃ馬娘」と呆れられていたが、戦争の原因であるフォトン・バッテリー供給の真実を知るため、トワサンガへ、更にビーナス・グロゥブへと旅する中で、多くを事実を知り、見識を改め、成長していく。第17話で自身の役割について悩んだ以後は、周囲から求められているリーダーの役割に少しずつ目覚める。第23話では養父のグシオンと意見対立しつつも、独自のやり方で戦争を収束させたい、いい弟に相応しい姉になりたいのだと述べて別れた。第24話以降はフルドレスを装備したG-アルケインでも活躍するも、同話でグシオンとは死別する。第26話でアメリアの別動艦隊のキャピタル侵攻を止め、戦争終結を宣言した。エピローグではクレッセント・シップでの世界一周飛行の旅にメガファウナを率いて参加している姿が描かれた。つま先立ちのダンスを時々踊ったりする。
第1話でキャピタルに捕えられた折にはレイハントン姓を名乗り、出自と所属を偽った。恋人のカーヒルを殺してしまったベルリを仇と憎んだが、共に戦ううちに少しづつ打ち解けていく。第16話で、自身がトワサンガのレイハントン家の息女でベルリとは実の姉弟であった事を知らされ、以後は彼の事を「ベル」の愛称の他に「弟」とも呼ぶようになる。
専用パイロットスーツは髪色と同じサーモンピンク。