概要
美術品専門の怪盗。本名ドリアン・レッド・グローリア伯爵。一人称は「私」で、作品中では基本的に「伯爵」と呼ばれる。金髪の派手な巻き毛で、エーベルバッハ少佐と張り合えるくらいに長身である。外見上のモデルは、レッドツェッペリンのロバート・プラント。同性愛者で、少佐のことを愛しているが、少佐からはこの同性愛を嫌がられている。なお、彼は作品中では美形キャラとして扱われており、少佐の上司の情報部長、少佐の部下のG(ゲー)、マフィアのボロボロンテらに好意を持たれている。
美術品泥棒として、世界を股にかけて活動する。このときの目的物(美術品)の所在地がなぜか少佐たちの目的物(国際政治に影響を与える秘密情報)の所在地と偶然近い場所にあったため、互いの活動が重複し合い、時に利用し合うのが本作品の見どころである。ただし惚れた弱みもあってか、伯爵が少佐に利用されることの方が圧倒的に多い。
なお、彼の窃盗行為は当然に悪事であるが、少佐は自分の仕事にしか関心がないため、任務の妨げにならない限りは否定的な態度を取っていない。
連載当初は多くの使用人・従者が描かれていたが、次第にジェイムズ君、ボーナム以外は描かれなくなっていく。ジェイムズ君が妖怪じみた行動をとり始めたために次第に彼を持て余すようになり、冷戦後の作品では、伯爵はボーナムと2人で行動し、ジェイムズ君は別行動というパターンが増えた。
関連項目
別表記:ドリアン・レッド・グローリア伯爵
この他に、イカ娘のエロ絵についてこのタグが付けられることがある。