概要
怪盗エロイカ(ドリアン・レッド・グローリア伯爵→以下、『伯爵』と記す)の従者の一人で、本来は経理担当。もじゃもじゃの髪によって片目が隠れており、小柄である。モデルはレッドツェッペリンのジミー・ペイジで、後述する彼の極端な守銭奴ぶりは、ジミー・ペイジがケチであるという噂を誇大化したものである。
繰り返すが、極端な守銭奴として描かれる。かなり早い時期に、「買い物で徹底的に値切った結果、彼の行動であることが簡単にばれてしまい、伯爵の隠密行動に支障をきたす」という場面があった。
その後この性格はエスカレートして、自分の利益のために伯爵の利益に反する行動をとることも常態化していき、伯爵もこの点についてはあきらめている。とはいえ、欲望に向かう時の行動力はエーベルバッハ少佐の部下たちとは比べ物にならないくらい高いため、「利用できるところは利用する」意味もあってか、クビにはしていない。
本作品では、伯爵、少佐、仔熊のミーシャ、Qなど、能力の高い他の人物の多くは長身である。ジェイムズ君は小柄であるため、車のトランクに入り込むなど、小ささを利用した行動をとれる貴重なキャラクターとなっている。
傾向
・大金よりも小銭に弱い
・腐った食べ物を好んで食べる
・ネズミと仲間になっており、その不潔な環境でも平気