- モスクワオリンピックのマスコットキャラクター。⇒こぐまのミーシャ
- 「エロイカより愛をこめて」の登場人物。メイン画像左側の男性。
本項では2について解説する。
冷戦期はソ連のKGBに、冷戦後はロシアの対外情報庁に所属する大物スパイ。エーベルバッハ少佐のライバル的な位置づけにあたるが、冷戦後は共同歩調を取ることも多い。スキンヘッドとサングラスがトレードマークで、モデルは俳優のテリー・サバラス。作中でも「サバラス似の男」という目撃情報があった他、レコードのドラマパートのCVは吹き替えを勤めた森山周一郎が担当していた。
「仔熊のミーシャ」はもちろんコードネームで、本名は不明。家庭での姿も描写されているが、名前で呼ばれたことはない。家族構成は美人の妻と息子のイワン、娘のアンナだが、何故かイワンだけは一切姿を描かれていないため容姿が不明。
外見上は中年後期であり、これは作品中でも、現場で陣頭に立ってアクションを繰り広げるメンバーの中ではかなりの高齢である。身長はエーベルバッハ少佐よりはやや低いものの平均的男性よりは高く、体の太さでは少佐を上回ることもあって、作中では時々「大男」と表現される。性格は少佐と似て質実剛健の強面で、素手での個人的戦闘力では少佐と互角~やや劣る程度だが、ヘルシンキオリンピックにおけるボクシングの金メダリストでもある。(実際の同大会でのソ連の最高成績は銀メダル)
彼も少佐と同じように多数の部下を率いているが、部下たちも皆サングラスをかけている。冷戦期は活動資金の潤沢さをうかがわせる描写もあったのだが、冷戦後は予算が大幅に削られたようで、活動資金不足が常態化している。
また、メイン画像右の「白クマ」とは公私に渡っての親友同士である。