概要
略称はKBC。決して怒り狂ってキーボードを破壊するドイツの少年とは関係がない。また、この略称と合わせて「KBC九州朝日放送」と呼ばれたり名乗ったりする事もある。
表向きの放送エリアは福岡県のみだが、隣県の佐賀県でも視聴者、聴取者は多い。実際ニュースの取材エリアは福岡県および佐賀県である。
コールサインはラジオがJOIF、テレビがJOIF-DTV。かつては北九州中継局にもコールサインが割り当てられていた。リモコン番号は「1」。
1954年1月1日に開局したが、ここまでこぎ着けるのにものすごい紆余曲折があった。詳細はここを参照。1959年にはテレビの放送も開始。もともとはフジテレビ系列およびNETテレビ系列とのクロスネット局だったが、テレビ西日本が日本テレビ系列からフジテレビ系列にネットチェンジした事に伴い、1964年10月にNETテレビ系列への一本化を余儀なくされた。
UHFアニメの放送は在福局の中で最も遅かった。そして放送された作品数も少ない。そもそもKBC自体UHFアニメや深夜アニメに対して冷たい体質だったりする。ローカルバラエティーショーの「ドォーモ」があるから仕方ないのかも。実際「ドォーモ」以外にもローカルバラエティ番組が異常に充実している事で名高い。もっとも、CG製作会社のILCA(イルカ)との共同プロジェクトとして、オリジナルホラーアニメの「暗闇三太」と「こわぼん」の製作・放送を行ってはいる(後者については構想段階)。
九州地方(ただし宮崎県には事実上存在しない)および山口県のテレビ朝日系列局開局に、朝日新聞西部本社(KBCの事実上の親会社)と共に尽力したが、山口朝日放送に関しては、実はあまり仲が良いとは言えない。