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2015-09-11 14:58:17 バージョン

ナミコシ

なみこし

テレビアニメ「乱歩奇譚 Game Of Laplace」に登場するキャラクター。

『僕の作り上げる法則───黒い世界を照らすもの。暗黒星』

CV:福山潤


概要

かつてのアケチの同級生で、アケチの唯一の友人だった人。当時(3年前)14歳。

アケチ同様、高い知能を持っていたため、周りからは浮いていたが、

アケチと出会ってからは前向きになり、

彼と共に、「すべてを見通す全知の法則」を見出だす数式、

「暗黒星」の研究に熱中していった。


ネタバレ

「暗黒星」の研究の果てに「怪人二十面相」の数式を生み出した、

始まりにして「本物」の「怪人二十面相」。


アケチからは「(暗黒星の数式には)計算上、致命的な欠陥がある」と言われ、

やめるように促されたものの耳を貸さず、研究に没頭し続け、

「怪人二十面相」の数式を実行に移した後、焼身自殺で亡くなった。


……と、世間的には思われていたが、

彼は、協力者の助力で、自身の死を偽装していた。

「暗黒星」の数式のアップデートを繰り返しながら、

自分達の「最終目的」を成し遂げるために……


過去(更なるネタバレ)

彼の両親は人間性に問題があった。

心優しい性格で、人と関わるのが苦手だった彼は、

家では両親からの虐待され、学校では不良グループから暴行され、

クラスの教師や他のクラスメイトからは、

自分達が被害を受けないように存在を無視されていた。


しかし彼は、「中学生の自分に出来ることは限られている」と、

今の状況を割り切っており、

反抗も逃走もしなかった。(正確には「出来なかった」と言える)


そんな彼の前にアケチが現れ、自分を助けてくれた。

家庭にも学校にも居場所がなかった彼にとって、

彼と共に過ごせる時間と場所は、何物にも代えがたいものだった。


しかしある日、アケチの助けを得られず、クラスメイトに首元を大怪我させられた際、

「自分達は中学生で、出来ることは限られている」という事実を、再び突きつけられる。


世界の不条理を痛感し、自分の居場所を奪われると感じた彼は、

研究中だった「暗黒星」を実行に移し、自分の居場所を奪う者……

自分を暴行した両親や一部のクラスメイト、いじめを無視していた教師を、

「事故」という名目で、合法的に殺害した。


その後、アケチから、

「暗黒星の数式を続ければ、自分達のどちらかが死ぬことになる」と言われ、

やめるように言われたが、彼の「世界を変える」という決意は揺らぐことはなく、

数多くの「怪人二十面相」を生み出し、その結果、多くの咎人の血が流れた。


余談

ちなみに、乱歩の通俗長編の一つに『暗黒星』がある。作中で明智小五郎が犯人の比喩として用いた「暗黒星」は、ジョン・ミッチェルやピエール=シモン・ラプラスが予想した天体で、現在ではブラックホールを予見したものと評価されている。


関連タグ

乱歩奇譚 アケチ ヤンホモ

ルルーシュ・ランペルージ←声優が同じで、一番の友人声優も同じ。悪人を悪行で粛清する、類稀な頭脳の持ち主など、類似点が多い。


シビュラシステム←彼の目指すものに近い。乱歩奇譚と同じく、ノイタミナ枠のアニメの社会制度。

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