ロック・リー
ろっくりー
CV:増川洋一
プロフィールです!
概要です!
【第三班】(ガイ班)の一員であり、マイト・ガイの愛弟子。チームメイトは日向ネジとテンテン。自称・「木ノ葉の美しき碧い野獣」。一人称は「僕」。ナルトからは「ゲジマユ」と呼ばれている。好きな言葉は、努力・根性・愛。
ガイとは周りが引くほどの熱い師弟関係を築いており、ガイを尊敬するあまり髪型や服装まで真似ている他、ガイ直伝の「自分ルール」を利用して修行する癖がある(ちなみに、ガイの誕生日である1月1日を、立春標準の旧暦で表した11月27日が、彼の誕生日である)。
元々は他の子供たちからいじめられるほどの運動オンチだった。忍術・幻術の才能も無いが、「努力の天才」と言われるほどの類稀ない根性により修行を重ね、現在はずば抜けた体術を習得している(なお、一般に運動オンチの原因は、筋肉の切り替えが通常の人間よりも遅いこと等に帰せられることが多いという。リーの場合は日常的に鍛錬を行い、基礎体力をつけた事によって運動オンチの克服に成功したと説明できる)。その体術は、はたけカカシからは「努力でどうこうできるものではない」と評価され、内心「天才」と認定されているのだが、実際には彼はNARUTOの世界にあって極めて稀な「家柄や才能とは無縁の強者」なのであって、元から才能に恵まれていたカカシには想像もつかない努力をしてきたに過ぎないのである。
「体術だけでも立派な忍者になれることを証明する」のが自分の忍道であり、最大の夢である。
髪型と眉毛をはじめとした非常に濃ゆい容姿、ガイとお揃いの全身タイツ、そしてあまりの熱血ぶりから誤解されることもあるが、性格そのものは誠実であり、曲がったことを決して許さず道徳心に溢れ、誰にでも優しくできる爽やかな好青年である。非常に礼儀正しくどんな人物に対しても敬語で話し、それでいておっちょこちょいで涙もろい、非常にユーモラスなキャラクターであると言えよう。
ただ、お猪口一杯の酒で酔っ払うほど酒に弱く、しかもひどい酒乱であり、一度酔うと(リーを傷つけないよう手加減していたとはいえ)ガイとネジが二人がかりで止めにかかっても止められないほどの戦闘能力を発揮する。
中忍試験の一次試験直前には、初対面の春野サクラに一目惚れしていきなり告白し、「イヤー!!!特にあの下まつ毛がイヤー!!!」とあっさりドン引きされてしまったが、二次試験で彼女のピンチに駆けつけたことで認識を改められた。三次試験では我愛羅と対戦し、そのスピードで彼の絶対防御を破り、禁術「裏蓮華」を使って大ダメージを与えるが、技の反動と我愛羅の反撃で全身複雑骨折という重傷を負ってしまう。木ノ葉崩しの後、五代目火影に就任した綱手の診察で神経系に重大な損傷が見つかり、「手術しても成功率は50%、失敗すれば死ぬ」という理由から忍を辞めるよう宣告され苦悩するが、ガイの「お前が死んだらオレも一緒に死んでやる」という強い励ましを受けて手術を受ける覚悟を決め、手術が無事に成功したことで忍に復帰している。
大戦終結後の最終話では、かつてのガイと同様に自分とそっくりの外見をした息子、メタルと共に逆立ちで里を回るなど、相変わらず己を鍛えながら青春を日々謳歌している(袖は破れているが…)。
その個性的なキャラクター故か、ファンの間では高い人気を誇り、最強ジャンプでは彼を主人公としたスピンオフ作品『ロック・リーの青春フルパワー忍伝』が連載され、原作では使わない忍術や幻術(という名の意味不明な寸劇)、様々なパロディを駆使してボケまくってはテンテンにツッコミを入れられている。
名前の由来はブルース・リーから。息子の名前がメタルという事からも分かる通り、音楽ジャンルのブルースからロックを連想することで命名されている。
能力です!
普段はトレーニングのために、落とせば石畳が割れる程の猛烈な重さの錘を付けているが、その状態ですら下忍トップレベルの素早さを持つ(その錘を掴んで殴れば、凄い威力が出そうな気もするが…)。
基本的には蹴り技を主体に攻撃を組み立てているが、ヌンチャクなどの武器を使うこともあり、華麗な演武を見せてくれる。また、上述したように酒癖が非常に悪いため、酔うと一時的に酔拳が使える。
他にもガイとの修行を通じ、『八門遁甲』と呼ばれる肉体のリミッターを強制的に解除する稀有な能力を身に着け、これによって爆発的に速度と破壊力を上昇させる禁術『表蓮華』・『裏蓮華』を放つことができる。ただし、代償として肉体にかかる負担が大きすぎるため、ガイから使用条件を定められている。第1部では5つ目の杜門までしか開けなかったが、第2部の第四次忍界大戦では、6番目の景門を開き四代目火影波風ミナトを驚愕させた。