記事についての注意
ゲームタイトルと、そのゲームに登場する兵器名の二つのメタルギアがあるが、
本項ではメタルギアシリーズと兵器『メタルギア』について解説する。
ゲーム作品のメタルギアについては初代メタルギアを参照。
シリーズ概要
シリーズの監督で、1986年にコナミに当時プランナーとして入社した小島秀夫が手がけたゲームである。
翌年の1987年にMSX2用ソフトとして発売された『メタルギア』は、隠れることをゲームの趣旨とするステルスゲームと呼ばれるジャンルを大きく広めた。
1990年には続編の『メタルギア2 ソリッドスネーク』を発売した。
全世界シリーズ累計出荷本数は3240万本を超える。
1998年9月3日に『メタルギアシリーズ』の第3作として発売された『メタルギアソリッド』は、米「フォーチュン」誌により「20世紀最高のシナリオ」と称され、全世界で600万本を売り上げる人気作となった。これ以降、『メタルギアソリッド』の続編が作られるようになる。
略称は「メタルギア」の場合『MG (METAL GEAR)』、「メタルギアソリッド」の場合『MGS (METAL GEAR SOLID)』となる。なお、MGSに関してはM・G・Sがそれぞれ「MEME(ミーム : 文化的遺伝子)」、「GENE(ジーン : 遺伝子)」、「SCENE(シーン : 時代)」の頭文字とされる場合もあり、これはシリーズ第3作から第5作までのテーマを象徴している(対応は『MGS2』・『MGS1』・『MGS3』の順)。ただし、これらの用語の頭文字を合わせた結果、偶然「MGS」となっただけであり、意図して「MGS」となるような組み合せを選んだのではないとしている。また、ゲームの発売前トレーラーやCMなどで「メタル」という略称も用いられている。
小島秀夫は『メタルギアソリッド』以降のシリーズの大きなテーマとしては、「遺伝子操作」「反戦反核」を伝えること、とインタビューで言っており、それが「説教くさくなる」というプレイヤーの批判は承知で『MGSシリーズ』には「反戦反核」のメッセージを可能な限り取り入れたいと語っている。
兵器『メタルギア』
シリーズに登場する架空のメカである核搭載二足歩行型戦車の総称。
「ロボット工学の父」であるソ連の科学者であるドラゴ・ペトロヴィッチ・マッドナーにより開発されたとされているが、それ以前にも核攻撃プラットフォームとしてメタルギアの名を冠する兵器は作られている。
様々な状況、地形から核ミサイルを発射することができる二足歩行型の戦車であり、単独での作戦行動が可能。これにより、全世界の核バランスに大きな影響を与えた。種々の補助武器も装備することができる。
主な目的は地形を問わない核弾頭搭載型大陸間弾道ミサイルの運用と単独での作戦運用だったが、開発された時代や機種ごとの運用方針により異なる。
メタルギアの名は兵器は時代を動かす歯車、歩兵と兵器を繋ぐ歯車、と捉えたアレクサンドル・レオノヴィッチ・グラーニンにより自身の開発した二足歩行型核発射プラットフォームを「金属の歯車」と命名した。
ソ連ではシャゴホッドとの開発競争に敗れて実機が作られることは無かったが、ADAMが持ち出した設計図とヒューイへグラーニンが送った設計図により、アメリカやMSFによって製作されることになる。
シリーズに登場するメタルギア(作中の時系列)
- メタルギアRAXA(弾道メタルギア)
- ピースウォーカー
- メタルギアZEKE
- メタルギア・サヘラントロプス
- TX-55
- メタルギア改D
- メタルギアグスタフ
- メタルギアREX
- メタルギアRAY
- アーセナルギア
- メタルギア月光(アーヴィング)
- メタルギアMk.II(Mk.III)
- メタルギア・エクセルサス
- メタルギアガンダー
- KODOQUE
- カイオト・ハ・カドッシュ
関連タグ
MGS100users入り MGS500users入り MGS1000users入り
シリーズタイトル
メタルギアシリーズ
- メタルギア
- メタルギア Snake's Revenge
- メタルギア2
- メタルギア ゴーストバベル
ソリッドシリーズ
- メタルギアソリッド
- メタルギアソリッド2
- メタルギアソリッド3
- メタルギアソリッド4
- メタルギアソリッドポータブルOPS
- メタルギアソリッドピースウォーカー
- メタルギアソリッドVグラウンドゼロス
- メタルギアソリッドVファントムペイン
- メタルギアソリッドモバイル
アシッドシリーズ
スピンオフ
関連イベント
- MGSプチオンリー「NO PLACE TO HIDE 2」 - 2010年10月10日(日) 東京都