「キセチューに勝てると思ってるのか・・・ふん。」
「そうだろ?だからこんな仕事ばかりだ・・・うだつがあがらない。」
「君はなんだかその女性に似ている。・・・というか同じに見えるんだ。」
呼称
概要
「魚帽子」のNo.4。
シリーズ一作目「タオルケットをもう一度3」で初登場。
フルネームは「ヘミオラ=オラ」。
曲者だらけの魚帽子の中では貴重な一番の常識人。口数も少なく、セリフにも「・・・」が多い。
同じ男性メンバーのエレジーとは違い、ズッケの事は基本様付けで呼んでいる。
公式プロフィールにも書いてある通り、相当な朴念仁らしく、恋愛感情が鈍いのか「空からクル乙女爆弾」でおもちちゃんに「素敵な殿方」と言われるにも関わらず「人違いだろうか?」と言いまったく動揺しない。
そのせいなのか「空クル」までは、魚帽子男性陣の中で唯一、女性との関係がほぼ全くなかった。
しかし、意外とカッコイイらしくモテないという訳ではない。作者ブログで「イケメン糞野郎」と言われたこともあった。
大のベジタリアンであり、好きになった理由は「木星(きぼし)で食べてたから」なので、試しに食べてみたら美味しくてハマったというパターンかもしれない。
エールエアとは、4で一緒に行動するなど仲がいい場面が見られる。
しかし、彼女がこうちゃの顔面を攻撃したのを「やりすぎだ」と言ったり、エールエア自身も彼に強く命令したりと、実際にどれぐらいの仲なのかは不明。
また、エレジーとは、空クルでの彼のプロフィールに「ヘミオラのお友達」と表記されているのでかなり仲がいいと思われる。
しかし、彼ともまた強引に毛糸を要求する行動に対し「どうも性格が合わない」と言っているので、実際にエレジーの事をどう思っているのかは不明。
五作目の「タオルケットをもう一度4」から約三年全くゲーム中に登場していなかったが、現在制作中の「空からクル乙女爆弾」でエレジー同様、六作(製作中止、公開終了を含め)ぶりに登場することになった。
容姿
紫の縁が入った緑色の魚帽子に黒い服を着ており、紫色の靴を履いている。同じ緑系統の衣装のハバネラよりは明るめの配色。
緑目と、腰ぐらいまである緑色の長髪が特徴。イラストでは、タオルキャラの中でもかなり長く描かれていることが多い部類に入る。だが男だ。
「空クル」ではこれまでに比べると軍人のような衣装。内面の現れか、エレジーと比較しても特に装飾品も無くだいぶシンプルである。
名前の由来
音楽用語で「1」「1/2」等の意味のギリシャ語(hemiola)。
登場作品
タオルケットをもう一度3
初登場作品。木星(きぼし)の侵略担当。
キセチュー星人と一緒に木星の住人を殺し、食べるというとんでもない虐殺をしていた。
すけっとの一人クリシェにとっては、にっくき親の仇でもある。
魚帽子の中では最初に倒されてしまうが、死因がとんでもなく、ぷっちにでぅでぅな事をされた(リメイク版では一部省略されているがオリジナル版では割とモロ)。
ちなみに、オリジナル版ではクリシェが無謀にも単身でヘミオラに立ち向かう負けイベントがあるのだが、勝てた場合でも展開に変化はない。
タオルケットをもう一度4
この作品では、敵側のキャラクターはほとんど病んでいるが、彼は珍しくセラー同様正常だった。
エールエアがこうちゃの顔を攻撃した時には「やりすぎだ。」と言ったり、ズッケからの命令に対して「うだつがあがらない」とボヤいたりと平和主義らしい行動を示すこともある。
今回はストーリーの関係上二人のみで戦うことになるため、前作に比べるとかなり手強くなっており戦闘前の経験値狩りは必須。しかし、前作同様最初に倒されてしまう(死因は普通だが)。
キセチューたちごと爆撃されても一人だけ立っていられる程度にはタフな様子。
空からクル乙女爆弾
肩書きは「魚帽子」。
約三年ぶりに登場。魚帽子初のパーティメンバーを務めた。
昔、自分が倒れている時に助けてくれた黒髪の少女を探しており、カジノで出会ったおもちちゃんに「似ているから」という理由で二人で一緒にホテルで話していたが・・・。
また、今回はじめて作中で死ぬことはなかった。