概要
魚帽子一号。
フルネームは「ズッケ=ズッケ」。
帽子の名前は「もけたつ」。
悪の中枢「キセチュー帝国」のリーダー。通称「ズッケ様」。
帝国のトップらしく堂々としており、一度決めた事は最後までやり遂げる性格。
他の魚帽子メンバーや部下のキセチュー星人らから常に敬意を持たれている人気者かつ頼れる存在。
一方でややドジな面もあり、侵略活動に対して少々自信なさげな部分も見せているなど、
常に自信満々という訳ではないようだ。
基本は非常に仲間思いであり、キセチュー帝国メンバーとは遠方に居る時でも
積極的に連絡を取り合ったりと全体的に仲が良い。
仲間が危険に晒されていれば即撤退させようとするなど、まさに理想の上司。
セラーとは恋人同士で彼女と一緒にいたり彼女について言及しているシーンが多い。
彼女に対しては他のキセチュー帝国メンバー以上に普段から気にかけている様子で、
彼女と連絡が取れなくなった際には珍しく動揺し気分を落ち込ませていた。
シリーズによっては彼女との子供まで授かっている。
とりあえず爆発しろ。
(※なおシリーズ中で実際に二回爆発した)
容姿
茶眼の銀髪。
オリジナル版「3」では青い魚帽子に主人公カッチルと同じ服装だった。
リメイク版以降は赤い縁の付いたピンクの魚帽子(エールエアのより若干濃い色合い)。
黒い服(MV版は白)の上から赤いマント(上着)をはおっている。ズボンと靴も黒。
一応靴下もちゃんと履いているらしい。
名前の由来
「3」の主人公カッチルの開発段階での名前「ユッケ」から。
登場作品
タオルケットをもう一度3
初登場作品。本作のラスボス。
一人称は「私」。目にハイライト有り。
地球征服(周囲の惑星もついでに征服)を企み、地球人との体格差を埋めるため猫足昆布の作った魔法の本を探していた。
主人公達に次々と仲間を倒されてしまう中でも最後まで抵抗を続けていた・・・が、後のシリーズでそのことを他の悪役の女の子に馬鹿にされてしまっている。ズッケ様ェ・・・。
セラーに生命維持装置を付け、改造したのはおそらく彼だと思われる。
MV版ではセラーの死に動揺、以降仲間との通信中もやや感情が不安定になっていた。
また、ぶちゅぶちゅのタオルケットから抜け出せそうだったにもかかわらずそれが結局出来ないオチに至るなど、ドジっ子具合が悪化している。
キセチュー星人「いい年して漢字も読めないのかと・・・
僕達部下はかなり心配してたんですよ・・・
あ、ここだけの話ね、ズッケ様に言わないでね」
タオルケットをもう一度/裏(6)
一人称は「僕」。目にハイライト有り。
猫足昆布の回想の中にのみ登場。今作のみ味方側に立っている。
セラーが作った猫足昆布を地球に逃がすため、彼女と一緒に侵略者ポンに抵抗していた。
性格は「3」とあまり変わらないが、今回は敵サイドでないせいかやや温和になっている。
猫足昆布を逃した後は、ポンの制圧により戦艦が爆発し死亡。
タオルケットをもう一度4
一人称は「私」と「僕」両方を使用している。目のハイライトが無い。
月の女神達への復讐が目的。
先に死んだ仲間の事を「死んだゴミ。使いすての魚帽子。」と吐き捨てるなど口が悪い部分もある。というより、ズッケのみではないが「4」の敵キャラは全体的に病んでおり、他のメンバーも過去作と比べ大幅に性格が変わっている。あと目が死んでる。
語尾に「♪」を付けたり、同じことを複数回繰り返し発言していたりとややハイテンション。
セラーとは今作でも(一応は)相思相愛だが、ズッケが直接彼女のことを言及するシーンがなく、
彼女から声をかけられた時も気づかなかったのか無視している。
一方でセラー本人はズッケのことを気にかけていたりズッケへの愛を語るシーンが多い一方で、
他シリーズと比べ大人しくなり、壊れていくズッケを最期まで心配していた。
・・・ちなみにこの二人はセラーとの子供であり、事実上父親である。
タオルケットをもう一度/表
体験版のみ公開された作品。
一人称は「私」。目にハイライト有り。
本作でも月の女神達への復讐を企んでいるが、「4」に比べると病んだ部分はほぼ無くなっている。
尚、体験版では彼がヒロインのふでば子の部屋を訪問する所で終わっているため、このままではどう見ても不審者である。
ヨルモルキミリ~はじまりの少女~
肩書きは「魚帝国-初代皇帝」。
今作ではパーティーメンバーの一人。中盤からはほぼ主人公である。
ヨルモルキミリ並びに「はじまりの少女」永久封鎖のためキセチュー帝国ぐるみで奮闘するが、数々の災難に見舞われてしまう。
戦闘では全体攻撃や全体補助が使えるため、全編を通して役に立つ。
その他
- 原作者が学生時代に制作していたというタオルケットシリーズの前身のRPG「ライトマジック」シリーズにも出演していた。その頃から既に魚の帽子を被っているキャラクターというのは決まっていた模様。
- シリーズによっては名前だけ登場することもある。MV版「1」では、若い頃のもめんに「ピカデリ量子エンジン」なるものを送ったらしい。
- ちなみに「1」の初期案では、ズッケがタイムマシーンを作る博士役で登場するというものがあったとか。