概要
「魚帽子」五号。
フルネームは「ハバネラ=カルメン」。
帽子の名前は「ぼうくん」。
魚帽子の中ではおそらく最も出演作品によって印象が異なるキャラクターである。
初期のシリーズでは可愛らしいイメージが強かった。・・・が、「4」以降は180度イメージが様変わりし植物的な印象に。さらに「死体を見ると・・・興奮する」というとんでもない裏設定まで付加されている。
ズッケとはだいぶ仲が良いようで、「3」では作中の会話は多め。作者ブログSSでは彼の命令でスッパになったりした。
「3」でキセチュー帝国本来の目的である地球の制圧担当になっているあたり、かなりの信頼を得ていると思われる。「4」でも非常に重要な場所を侵略しており、実質的な魚帽子のナンバー2の可能性も・・・。
その一方でエレジーの女癖には辟易しているらしく、「3」での彼との通信後のピアンとのやりとりでの態度の差からも、あまり好いていない様子。
容姿
胸に濃い緑色のリボンが付いている黒い服とマントに、深緑色の魚帽子と全体的に黒めの容姿。
「4」以降はなぜか病的な色白肌になり、さらに帽子からグロい目玉&血+触手、額から流血というゾンビのような外見になっている。というかはっきし言って怖い。
MV版「3」では「4」ほどおぞましい外見ではないものの、流血と青白い肌は健在。本数は減っているが赤い触手のようなものも。
明るい緑目と、黒髪の二つ結び。
髪型については、歩行グラや「4」での立ち絵で結び部分が外ハネのようにも見えることから、そちら基準で長髪で描かれていることもある。
名前の由来
音楽用語でキューバ発祥の舞曲のこと。
ちなみに下の名前の由来でもあるビゼー作のオペラ「カルメン」の劇中歌はタオルシリーズでもホコリ村のBGMなど使用頻度が高い選曲のひとつである。
登場作品
タオルケットをもう一度3
初登場。地球の侵略担当。目にハイライト有り。
地球の探索時に拾った人間の男の子ピアンを手下にする(リメイク版ではセラーが拾う)。
- オリジナルorリメイク版
「あぁ♪あなたほんとうにかわいいっ!何でも命令に従うのっ!最高よ。」
外見は比較的普通の女性。
自分のことをちゃん付けで呼ぶこともある、とても明るい性格のショタk・・・人間好き。
- MV版
「抵抗、無駄、抵抗、殺す。」
「月弥栄」という刀を所持しているが、実際にこれで戦っているのかは不明。
外見が「4」寄りのデザインにされている他、性格、口調も様変わりしておりカタコト度が増している。
会話を見る限り、セラーよりは立場が下のようだ。
ピアンに対しても(おそらく)”たまたま拾った人間”以上の感情は無くなっている様子。
なおエレジーへの態度は相変わらず。
しかし作者によると、この性格になったのは単に「間違えた」からだという・・・。
蛇足だが立ち絵をよく見ると顔は色白なのに足は何故か肌色なので、にゃにゃものように色白は化粧である可能性も・・・。
タオルケットをもう一度4
目にハイライトなし。
「3」と比べ、外見性格共にかなり病んでいる。口調は普通。
魚帽子の妖精を名乗り、こうちゃと彼女の下半身と不思議な鍵の取引をした張本人。
月の女神たちへの復讐のため、侵略した海底に「2」のぱりぱりうめ空間を再現し、プレイヤーにトラウマを植え付けてくる。
今作にもピアン(人妻)は登場するが特に関わりはない。
ヨルモルキミリ~はじまりの少女~
肩書きは「辛い!」。
今作ではパーティーメンバーの一人。セラーと同じく科学者という設定。性格、口調はMV版タオル3と変わっていない。
名前をよくハバネロに間違えられる。
戦闘面においては補助技担当。打たれ弱いので使うならしっかり守ってあげること。
でかぱり
悪霊に呪われた彼女を救うため、もーちゃすと共に悪霊空間に潜り込む。
目を開けたままくしゃみができる「目ハバネラ」が特技。
タオルケットをもう一度:ケモノ
主人公と同じ学校に通う生徒。こーもり族。
寝るときはぶら下がって逆さまの体勢だがめくれることは無い。
昼間の様子は普通だが、夜になると・・・。
余談
夜の海でお月様を釣るにも登場予定だったがリストラされた。
かつて公開されていた立ち絵は「4」同様ゾンビのような容姿だが、衣装がやや装飾過剰になっている。目にハイライトはなし。