魚帽子
さかなぼうし
フリーゲーム「タオルケットをもう一度」シリーズの世界で暗躍する、悪の帝国キセチュー帝国の首脳陣。宇宙人。
その名の通りメンバー全員が魚のお頭を象った帽子を着用している。
手下に量産型の戦闘員「キセチュー星人」を従えている。
その活動内容、目的は大体が世界征服。
ゲーム内や作者ブログを見る限り元々は人間だったようだ。
彼らの母艦は戦艦「スススター」、ネジ型の中型戦艦は「ユビヌキ」(指貫)という名称である。
他のシリーズに似た形の戦艦が登場することもあるが気にしたら負け。
シリーズに於ける主要な敵対勢力であり、重要組織の一つ。
彼等彼女等の存在が、タオルケットシリーズの物語の発端となっている程である。
魚帽子NO.1
キセチュー帝国のリーダー。通称ズッケ様。
セラーの恋人であり子持ちのリア充。
魚帽子NO.2
女好き。全作品にて好きな女性がいるが一回もくっついた事がないという非リア充。可哀相だ・・・。
前髪で隠れている右目が特徴的。
魚帽子NO.3
気が強いお嬢様でお風呂が大好き。
ヘミオラとは結構仲がいい。
魚帽子NO.4
クールで口数が少ない。
野菜が大好きで木星でも野菜の住人を食べていた。
魚帽子NO.5
明るく、人間の男の子が好きな女性。
一方でシリーズ間での印象の差がありすぎる人でもある。
魚帽子NO.6
科学者。ズッケの彼女で子供もいるリア充二号。
あまり外に出ず、研究所で研究をしている。
以下ネタバレを含む概要が含まれています。
タオルケットをもう一度3
初登場。
地球をはじめ宇宙全体の征服という目的のため、猫足昆布の作った魔法の本を探している。
基本的にメンバー全体の仲は良い。
最終的には主人公達に敗北するものの、これはシリーズに於ける戦いの始まりに過ぎず、本当の悪夢は此処から始まるのであった…。
タオルケットをもう一度4
月の女神達への復讐のために月の子を堕とさせたりと強引な行動を取る。
「3」に比べると互いの仲はだいぶ悪化しており、ズッケが先に死んだ仲間を「死んだゴミ」と言ったりとメンバー全体がだいぶ壊れている。
ヨルモルキミリ
ヘミオラのみ登場。今作では元々「魚帽子」という名称は存在せず、単に魚の帽子を被ったヘミオラのことを指す言葉としてのみ使用されている。
なお直接登場はしないものの、ヘミオラ以外のメンバーの名前をもじったネタも多少盛り込まれていたりする。
ヨルモルキミリ~はじまりの少女~
全員がインカムを着用している。
今作ではセラーを除く五人全員がパーティーメンバーであり、戦闘で操作することが可能。
ヨルモルキミリと「はじまりの少女」の排除が目的。今回はあごちゅやポン達とも手を組んでいる。
なお、本作での帽子はあごちゅのアイデアという設定。
その他
メンバーは直接は登場しないが、
- 「2」では、キセチュー星人の生き残り達が地球のミクロの世界の住人たちと仲良く暮らしている姿が確認できる。中には未だに世界征服を諦めていない者もいる様子。今作ではキセチュー星人よりも凶悪な異星人が攻めて来ているようだが…。
- 「5」は、魚帽子と目覚める者たちが戦って魚帽子が負けた場合の世界という裏設定がある。そのせいなのか、敵ボスのしじみ汁ちゃんからズッケの行動を馬鹿にする発言が飛び出す。
- 「ヨルモルキミリ~しっぽ達の絆~」では、敵としてヘミオワンというヘミオラに酷似した犬のようなキャラクターが登場。ヘミオラとの関連は不明。
他、魚帽子たちが登場しないシリーズでもキセチュー星人が雑魚敵として登場するシリーズが複数存在する。
また、悟りの釣り師など魚帽子と同じ帽子を被っているキャラクターがいるが彼らとの関連は不明。
以下タオルケットシリーズの核心のネタバレを含みます。ナンバリング作品全てをプレイしてからの閲覧を推奨します。
2に於いてシリーズ屈指の最凶最悪の侵略者として登場した謎の異星人だが、正式名称は「愛の唇星人」だと判明している。ではこの唇星人は何だったのか?実はこの異星人達は4に於いて「魚帽子が作った存在」だと明らかになった。又、彼らは4に於いて、「操られて罪のない星を侵略した」と言う内容の発言をしており、これにより2に於ける彼等は「魚帽子によって作られ、操られた事により地球を侵略してしまった」事が判明した。これにより2の出来事は魚帽子が黒幕である事が分かった。
3でキセチュー星人を作ったが侵略に失敗した魚帽子が、どの様にして屈指の凶悪異星人である愛の唇星人を作ったかは不明である。
尚、唇星人を退けた世界線である1では本人達の登場や関連性のあるキャラはほぼいないが、唇星人との抗争の最中にケツあご博士が死亡しており、それによってちびろぼが暴走して1の出来事が発生した為、彼らが唇星人を派遣しなければ1での出来事も無かったと言える。なので1の物語が発生した間接的な要因となっている。1は地球内で起きた地球内戦争の物語であり、魚帽子からすれば「地球勢力が勝手に潰しあっている」状況なので、態々干渉する必要が無かったと考えられる。