概要
クラスは「司祭」。
『暗黒竜と光の剣』では、第25章(最終章)・ドルーア城内でユニットとして参戦するが、『紋章の謎』ではマルスに魔法の力で冒頭に話しかけてくるのみであり、参戦はしない。
非常に謎の多い人物であるが、その正体はチキやチェイニーと同じく神竜族の末裔。
「竜石」を捨て竜の力と引き換えに常人を超えた大きな魔力を得ており、都市国家カダインを興し学院も設立した。
暗黒戦争時はマケドニアに滞在。父王オズモンドを謀殺してマケドニアの新国王となったミシェイルと面識があり、その内面を見抜いている。さらには、ミロアとガーネフの師匠でもあり、元弟子ガーネフの内面も見抜いていたが、そのことがガーネフが邪悪に堕ちるきっかけともなってしまった。
マルスにガーネフの暗黒魔法・「マフー」を封じる方法を教え、「スターライトエクスプロージョン」を授ける。さらに、マルスの姉・エリスを魔力で守護しガーネフによる呪殺を防いでいた。マルス軍をガーネフのいる古代都市テーベに転移移動魔法で運んだのもガトーである。
英雄戦争時はカダイン最高司祭のウェンデルに命じ「星のオーブ」のカケラを探させる一方、氷竜神殿においてマルスに「光のオーブ」を授ける。その後、全軍をアリティア王国へ転移させた。
ナーガの意志を継ぎ、終始人間を見守り助けを与えるが、人間の愚かさや汚さを嫌悪もしている。そのため、俗世に顔を出すことは稀であり人間に見切りをつける面もあったが、マルスの人間性を見ているうちに彼らには心を開いているようでもある。