竹本テツ
たけもとてつ
CV:西川のりお
主人公・*竹本チエの父親。
元々はホルモン焼き屋『テッちゃん』の主人だったが、最近は博打やケンカに明け暮れるようになってから、娘のチエが小学生ながら代わりに店を働くようになってしまった。
チエの他にも、彼のせいで周りの人間が不幸になったという出来事が起こる(百合根光三など/ただし、前述の百合根光三やカルメラ兄弟のようにその『不幸』が堅気稼業への更生の一因になることも多々あり、一概には言えない一面もある)。
人外ともいえる体力を有しており、ヤクザや警察からも屈指の危険人物として目をつけられるほど(実際にヤクザからカツアゲするなど、命知らずな場面がある)。犬に7回も噛み付くほど、人間離れな力がある(その犬は実はアントンを噛み殺した張本人ではなく張本犬(百合根の近所の家に住む少年の飼い犬)であることを彼自身は知らず、百合根もチエもヨシ江も彼がその犬を噛んだことも知らない。ヨシ江曰く『怖い人』、チエ曰く『ケダモノみたいなおっさん』)。
娘に甘いが、時折ケンカもする。
また妻のヨシ江・母の菊、そして恩師の花井拳骨には頭が上がらない。おまけに注射が苦手という子供っぽさもある。
強面で喧嘩が強い反面、下戸で酒が飲めず非喫煙者というアンバランスな激しいギャップの持ち主でもある。また、甘党で主にかりんとうが好物。
実は元プロボクサーだった過去も、本人はあまり語らない。
(その関係か舞台版でガッツ石松や赤井英和がテツ役を演じたこともある)
更にテツに潰されたやくざ「地獄組」組長のレイモンド飛田がボクシングジムを経営してテツをプロボクサーに仕立てようとするが失敗している。