はるき悦巳
4
はるきえつみ
日本の漫画家。代表作の『じゃりン子チエ』で知られる。
多摩美術大学油絵科卒業。
大学卒業後も定職に就かずブラブラしていたが、30歳の頃から漫画を描き始め、1978年、『平凡パンチOh!』(平凡出版株式会社)掲載の『政・トラぶっとん音頭』でデビュー。
同年、『週刊漫画アクション』(双葉社)に『じゃりン子チエ』の読み切りが掲載され、好評につき連載となる。その後19年にわたり連載される代表作となった。
1980年、『じゃりン子チエ』で第26回小学館漫画賞(青年一般部門)受賞。
1981年、『じゃりン子チエ』がテレビアニメ化(毎日放送)され、映画化(監督:高畑勲)された。
1991年、『じゃりン子チエ』が再びテレビアニメ化(毎日放送)された。
生まれ育った大阪の下町を舞台とした人情ものや、猫を主人公に据えた漫画を得意とする。
アシスタント経験なしで独学で漫画家となったこともあり、スクリーントーンを用いない独特の画風を持つ。
メディアへの露出が少なく本名も不明で、また老齢に差し掛かった母親の介護もあり漫画稼業を続けるのが困難になり、連載作品も2015年の5月の『帰って来たどらン猫3』を最後に音沙汰がなくなっていたが、2021年に「じゃりン子チエ」と「パインアメ」のコラボ漫画を描きおろし、2023年4月14日にNHKのニュース番組で直筆メッセージが配信された。
関連記事
親記事
子記事
兄弟記事
コメント
コメントが未記入です