CV:中山千夏
概要
ホルモン焼き屋『ホルモン焼きチエちゃん』を営む小学5年生の少女。算数以外の勉強は苦手だが、運動神経は良い。猫が好き。
髪型はセミショートヘアで、ポッチリといわれる赤い髪飾りで左側の一部をサイドアップにしている。
普段から履いている下駄は彼女のトレードマーク。これは彼女のメインウェポンでもある(後述)。ちなみに素足ではなく足袋(というか普通の靴下?)も合わせて履いていることのほうが多い。
容姿は母親似で、笑い方は父親似。足の速さは両親譲りである。しかし、一番似ているのは祖母の菊であるともいう
ホルモン焼きチエちゃん
平日の帰宅後や休日では最初は彼女1人で営んでおり、バクチとケンカに明け暮れる父親(テツ)を養うために働いていたといっても過言ではなく、そのため彼女は『うちは日本一不幸な少女や』と嘆くことがままあった。しかし、アニメ第3~8話以降は彼女のペットになった小鉄と帰ってきた母の助けを借りて営むようになっている。また最初は『ホルモン焼きテっちゃん』として、父が営んでいたが喧嘩とギャンブルにはまるようになってからは、彼女の店になり、名前も改名された。
母親のヨシ江が復縁してからは、彼女が洋裁学校の講師をしており、また祖母も同業のホルモン屋を営んでいるので、別に本人が無理に働かなくても食べていける生活環境にはなっている。だが、本人が好きで仕事をやるようになり、花井拳骨(チエの担任の父)も「好きなんやからやらしたればええ」と黙認している。
接客態度は良好で常連も多いが、下品な話を猛烈に嫌う。また、祖母の菊に「お店はお客を選べない」などと接客態度を注意したりすることもある。また、売上管理も担っており勘定計算もしているが、こっそりへそくりを貯めたりもしている(税金絡みの確定申告は祖母が担当)。
喧嘩
父方の祖母と父譲りの喧嘩早さであり、最大の攻撃手段はトレードマークである下駄(樫で出来ており相当硬い代物)。喧嘩に使うために普段から履いていると言っても過言ではなく、主な喧嘩相手は、同級生のマサル&タカシ、年下のコケザル、そして父親のテツ。その強さも父方譲りであり、相撲では無双状態だったヒラメに圧勝した大柄の少年を仇討ちとばかりにぶん投げたり、無印の34話で仲良しのヒラメとその兄のマルタと父のテツと共にヤクザや少数の中学生と喧嘩を繰り広げたり、無印の最終回では祖母の菊やテツと共に応援団と互角にケンカしたことも。
嗜好
好物は善哉、バッテラ(大阪名物のサバの押し寿司)など。一方、洋食はあまり好みじゃなく、給食のクリームシチューを食べられなかった(当時はスキムミルクを使っていたので、臭みがあった)こともある。
また、大の猫好きで、小鉄を飼ったのも行きつけの甘味屋に世話させてもらったのがきっかけだが、その時点の発言でも、今までも何匹か飼ったことがあったことを告げている(しかし、テツが追い出してしまった)。その割には、小鉄の扱いはけっこうひどいものがあり、小鉄が時折溺愛されるアントニオJrの境遇を羨む場面も。