KRLジャボタベック
けーあーるえるじゃぼたべっく
路線
中央線
ボゴール線
東線
西線
ブカシ線
セルポン線
タンゲラン線
ナンボ線
日本から譲渡された車両
東京都交通局 6000形(元都営三田線) →JRの205系導入によって置き換えが進む。
東京メトロ 05系(1次車)・5000系・6000系・7000系
基本的に8両編成を組む。
205系には6ドア車組み込みの8両、10両編成のほか、6+6の12両編成もある。
インドネシア国産車両
KRL-I形:インドネシア初の国産電車として、2001年にPT INKA社にて製造されたVVVF制御の冷房車。
KfW I-9000形:ドイツ復興金融公庫からの支援で2007年にPT INKA社で製造されたVVVF制御の冷房車で、KRL-I形の発展型ともいえる車両。
特徴
軌間が日本と同じ1067mm、架線電圧が直流1500Vなので車高さえ調整すれば走れる。
方向幕を使用していた車両は日本時代のまま表示されていることがある(例・快速高田馬場)
沿線からの投石防止のため、正面窓などに金網を貼っていてまるで護送車である。
似合わないほどごついスカートをはいている。(JRの205系はJR時代のスカートをそのまま使用)
もと都営三田線の6000形には独自に先頭車化改造が施されたものがある。
塗装は変更されたものが多いが、変更されていないのもいる。
余談
日本から譲渡された車両は冷房つきの車両であるため、追加料金を徴収している。ジャカルタ首都圏の非冷房車は2013年7月24日をもって営業運転を終了した。日本からの中古電車の大量投入により、屋根上乗車などの危険な乗車が無くなった。
現地の運転士の間では東急8500系が評判でもっと欲しいところだが、供給先がいまだに現役で使っているため暫く増備は無く、その代わりに東京メトロから車両が供給された。最近ではJR東日本からE233系の増備で余剰となった205系が供給されており、それも大量であるため、今後は205系が主力になってゆく。各形式は制御装置がまちまちなので整備面で現地スタッフは混乱しないのだろうか・・・?